事故が29日に発生から2週間を迎えた 中、捜査本部は、運転手が大型バスに不慣 れだったことが事故につながったとの見方 を強めている。
居眠り運転ならいろいろ辻褄が合う。
そうでなければブレーキ不調でないと
辻褄が合わない。
『フットブレ-キは正常』なら
タイヤ痕を『ブレ-キ痕』にすればいい。
そういうことなんだ。と
私は、思いました。
情報は二転三転している。
警察やメーカーの発表の行方を見守る必要がある。
きっと、辻褄の合わない情報も出てくるだろう。
そんなわけで
事故現場のタイヤ痕の画像が手に入りましたので
確認してみました。
これは『タイヤ痕』ですが
姿勢を崩している為、重心移動により
このような痕になっているんだと思われます。
重心移動したままガードレール突き破って崖下に突っ込んでいったことがわかります。
これも『タイヤ痕』です。
これも『タイヤ痕』
普通に『タイヤ痕』
■『ブレーキ痕』の場合
下の画像のようにゴムを引きずった黒い痕が続きます。
それで制止する位置付近で、ようやく
『タイヤパターン』が残ります。
それが『ブレーキ痕』の特徴です。
上の画像のようなタイヤ痕は残りません。
びっくりするわ!長野県警!
下の画像は
和歌山の死傷事故のものなんですが
非常に綺麗な残り方しているのが印象的で
相当な急ブレーキだったのでしょう。
タイヤパターンが立体的に残っていたのが
特に印象的でした。相当な急ブレーキだったということを裏付けるものです。
ブレーキ痕。
対向車線にはみ出したワゴン車は
もとの車線に戻ろうと急ハンドルを切ったが
減速そのものが間に合わず、街灯の支柱に側面から衝突した。和歌山県警から情報を頂き、ワゴン車は凹に変形するほどの衝撃であることを確認。側面から衝突しているため、2列目に乗っていた方がお亡くなりになられている。
かなりの速度超過、ドライバーの運転不慣れによる事故と断定してよいと思われます。
現場を訪れ、確認しましたが、あんな場所は速度さえ守っていれば絶対に起きない事故だと思いました。
卒業旅行の高校生運転のワゴン車事故、1人死亡
2009年3月2日午後1時ごろ、和歌山県すさみ町口和深の
国道42号で、兵庫県尼崎市の高校3年生の
男子生徒(18)運転のワゴン車がガードレールに衝突した。車にはほかに同級生5人が同乗、
3列のうち2列目にいた男子生徒2人が頭を打ち1人がまもなく死亡、もう1人は意識不明の重体。
運転していた生徒と、助手席と3列目にいた女子生徒3人の計4人が軽傷を負った。
串本署によると、現場は片側1車線のゆるやかな左カーブ。
6人はいずれも神戸市内の市立高校の同級生で、2月に卒業式を終え、
卒業旅行として和歌山県白浜町までJRで来て、
レンタカーで同県那智勝浦町へ向かっていたという。
#和歌山卒業旅行
■スリップ痕の場合
『タイヤパターン』は残りません。
なので、下のような、はっきりとしたタイヤ痕が
残るようなことはありません。
ブレーキ痕のような真っ黒な筋が残るだけ~。
なので、綺麗なタイヤ痕が残ることを説明することが出来ません。
『全ブレーキ系統喪失』
を裏付ける事が出来ます。
全ブレーキ系統の喪失によって
ハンドル操作だけで峠をくだり、バスは
大きく重心移動しており、その結果、
カーブを曲がりきれずに崖下へ転落。
といったところでしょう。
ガードレール突き破るまで、タイヤパターンが綺麗に残っていること自体が異常なのです。
そこを疑わないと。
このタイヤ痕はバスの重心移動によるもの。
したがって
原因は
事故発生当初から疑われていた
『エア漏れ』にありそうですね。
間違いありません。
メーカー不良なのか整備不良なのか。
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