SEから営業職に転職し新規のお客様を中心に3年ほど営業経験を積んだ。
12月決算で1月から新年度となる。
組織の編成変えが行われる。
新しい体制が発表になった。
お客様に対し、営業・SE・CE 関係する職種が一体となる。
Customer Focused Team の名称で組織化された。
Project Team 型 組織だ。
給与体系は、それぞれの職種で既存の体系が維持継続された。
そろぞれの Team に Team Leader が、任命される。
私は Team Leader に任命された。
日本だけでなく世界でも一番稼いでいる Team の leader だ。
なんの前触れ(打診)もなく発表された。
Team を束ねる「部」が組織上存在し、早速「部長」へ挨拶に行く。
部長曰く、「私は貴方を Team Leader として認めない。必要としない。」である。
「この Team 内には、課長が4名いる。 貴方(私)は、課長でもない一介の営業職だ。」
新組織が発表され、少なくとも1年間はお世話になる上司に「あなたは、不要だ!」と言われたのである。
青天の霹靂 とはこのことだ。
Project Team 型 組織は、日本独自の組織ではなく Global に展開された組織で 日本で旗振りしていた役員に「不要だ!」と言われた事実を伝えに行った。
この役員はSE出身で入社時の担当課長であったため、「不要だ!」と言われた事実を知らせる意義があると思った。
回答は単純明快だった。
「ソウなると思っていた」
である。
幸いなことに、当該お客様はSE時代・修行時代も含めて配属された客先(銀行)であり担当レベルのお客様一人ひとりのことは良くわかっていた。
勝手に動ける(日々の activities に不都合はない)環境であり、且つお客様のメインの窓口は、私と同期(年齢が同じ)で且つITの教え子(相手の方がよくわかっていたかも・・・)でもあった。
1ヶ月経過するころには、ビジネスの殆どは把握できた。
勿論、不要と言った部長へは最小限の報告は上げた。
サラリーマンの務めだ。
半年も過ぎたころには、情報量では部長を圧倒していた。
「不要!」では成り立たない組織になった。
数年後には、不要と言った部長は不要になった。