2015年オバマ政権はイランと核合意をした。

 

核開発の制限・IAEAの査察・経済制裁の解除 が柱だ。

トランプはこの合意を一方的に廃棄した。(合意からの離脱)

 

今回の覚書は、この合意より緩い。

核開発の制限は、これからの話。

IAEAの査察は話するない。(これからの話?)

制裁の解除。

 

ホルムズ海峡の封鎖は60日後、サービス料として復活しそうだ。

 

トランプは米国の大勝利と言っているが、オバマ合意より前進したものは何もない。

 

頭は元々狂っているようだが、高齢化によるボケはないか?

本人は勿論否定するだろうが、冷静に判断する必要がある。

核のボタンを握っている人物だ。

 

イランの政権転覆はイラン人の蜂起任せだが、

米国民も蜂起すべきだ。

1969年

 

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【愛しています】

 

どんなに小さな声でもいいから

「愛しています」 と

あなたに言えたら

きっと 素晴らしいことに違いない

だけど 今日も私は

ただ笑っている

こんな一行の言葉が言えずに

 

風がそよそよとあなたの髪に話しかけると

私は 空を仰ぎながら

ホッ と溜息を一つ

なんとなく楽しくて淋しくて

そんな悩みが一つ

あなたは知っているだろうか

あの白い雲が私の溜息だということを

 

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1969年

 

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【沈黙】

 

何も言わずにおまえの泪が溢れたとき

私の苦悩は

闇の中で大きな弧を描きながら

深い海に沈んだ

 

沈黙は焦げ茶色の言葉

それに答えようとする 私

秋が織ったひとつの風景は

かなしばりの冬の空

 

がらんとした宇宙の中で

誰かが叫んでいる

凍りついた血の声で

 

おまえの頬に手をあてて

泪の重さに

埋もれてしまいそうな 私

 

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1969年

 

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【かくれんぼ】

 

でもさ かわいいんだ

ジャンケンするといつも負けるから

鬼ばかり

どうしてかな?

心が震えているから?

でもさ つらいんだ

このままいなくなっちゃうような気がして

振り向くと

大きな瞳が笑っているのに

おまえの気持ちはよくわからないけど

でもさ かわいいんだ

そんなにも そんなにも好きなんだ

 

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1969年

 

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【つり橋】

 

張りつめた空間に揺れているつり橋

この中でおまえと抱き合っていたら

孤独は恥ずかしそうに隠れてしまった

地球の自転にも似た運動が

静かなぬくもりを運んでくる

 

 若者が旅に出た

 何かを求めてうつむきながら

 肩にかついだライフルは

 戦場で倒れた兵士の墓標

 兵士なんて陽炎みたいなものさ

 まっかな血を誰のために流すんだ

 恋人のためか

 母のためか

 知っているのは金の鎧をつけたドラキュラだけだ

 大地がみんな紅く染まって

 若者は兵士になった

 

つり橋はきょうも揺れている

もうじき冬だ

細い雨の糸にもつれながら

若い女があかん坊を抱いて

遠くをみつめている

 

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1969年

 

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【断頭台】

 

蜘蛛のように糸をキリキリ首に巻きつけて

おまえは招いている

きいろい風の舞いあがる中で

右足も左足も震えていると

だれに告げよう

しかし 俺は正装しなければ

少なくともおまえにたいしてはおとなだから

笑顔を忘れてはいけないと

 

夕闇に浮かんでいる断頭台

心臓が死にそうだ

木の葉が何故散るのか

知らずに吹いている 風

それがたまらなくつらいのだ

俺は目を閉じていればよかった

内乱が起こっているというのに

なんと大きな沈黙か

言ってはいけない言葉が生れたとき

苦悩が騒ぎはじめた

 

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1969年

 

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【慕情】

 

私の脳髄は風に震えている

たれこめた空にうつむきながら

ぼんやりと座ったとき

寂しいということがわかった

何かが足りないのだ

梢が手を伸のして葉をつかんでいる

私の手はとどかない

もうすぐ死の季節

おまえは

秋が紫色だということをおしえてくれた

 

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1969年

 

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【駅馬車】

 

大海原を 駅馬車がいく

壮大な音楽に魅せられて旅に出た

素足を波になげだして

遠くをみつめながら 頬に触れるとき

すずしく笑ったおまえの瞳に

牧場の緑が揺れている

潮風が肩を撫でていくのに

おまえは そしらぬ顔

鴎のあとを追いかける

 

夕陽の中を 駅馬車がいく

果てしない旅にふりむきながら

孤独にむかって叫ぶと

おまえは まつげを閉じたまま

私の首に 長い髪をまきつけた

あどけない沈黙が流れている

 

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1969年

 

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【秋の帳(とばり)】

 

さようなら って言ったけれど

おまえがうつむいているから

空をみあげた

泪の中で生れた風が

落ち葉に こぼれる

 

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1969年

 

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【初秋】

 

言えないことが たったひとこと

夏の残り火をじっとみつめながら

秋のことを考える

チカチカ輝(ひか)る太陽が 肌を冷たく刺すとき

おまえの孤独は翼をなめながら

落ち葉に重なった

これをいたわりと呼ぼうか

やがておとずれる死のために

銀杏(いちょう)は両手をさしだして天に祈る

 

言えないことが たったひとこと

泪をふいておくれ

おまえのまつげが静かにとじたら

たやすいことなのだ

夕暮れの中で

秋が沈黙を染めていく

 

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