こんにちは!
そんなわけで、全4話からなる携帯小説「スキッチョ」、なんとか書ききりました。
いやあ難しかったあ;
作家さんて、やっぱすごいっすね。完全脱帽です、あはは♪
小説って、ことばのセンス問われるし、なにより、世界観を文字で作り出さなきゃならないし、これはやっぱ相当な能力と労力が必要ですね。
やってみて、ひしひし感じました。
ところで、なんでいきなり携帯小説なんか書いたかってですね、
オレ、芥川賞獲りたいんです!
ってわけじゃなく、演じる側として、原作にある世界観てやつを、ちょっとでも感じられたらなって思ったんです。
最近は
小説(原作)→映画
小説(原作)→ドラマ→映画
の流れが多いですが(漫画も然り)、やっぱり原作が一番おもしろいってことが圧倒的に多くて、その理由は、やっぱり原作の世界観(読み手の見えない想像の世界)を、映像(視覚的に見える世界)にすることの難しさにあるのかなって思うんです。
結果、いろんな意味ですべてを網羅する表現をしきれないってとこにたどり着くのかなって。
だったら、世界観をより的確にとらえるためには、どうすればいいのか
ってことで、ない頭をふり絞り、思いついたわけなんです。
そうだ!自分でまず小説(原作)書いてみよう!
と。そしたら、役者としてなんか今まで気づかなかったこと感じられるんじゃないかってそう思ったわけなんです、ハイ。
映画でも、ドラマでも、舞台でも、やっぱり優れた作品は、監督をはじめ、スタッフ、役者、みんなが世界観を共有しているように思います。
共通言語があるように思います。
最近だと映画「悪人」とか、ドラマ「それでも、生きていく」とか、そういうの完璧だったんじゃないかなあって。
そうするとです、ここらへんに世界観を表現するヒントがあるのかもしれないなあって
そう思ったりなんかしました。
なにより、ボクら役者は、作家さんが何度も何度も見直し魂込めて書いたであろうその大事な本に、誠心誠意魂込めて挑み、その世界の住人になるための努力を、最後まで惜しまないこと
それではじめて、本当の意味でその世界観のなかに生きられる可能性が生まれるのかなって、そう思います。
まあ、ちがうかもしれませんが(笑)
というわけで、新たな感覚を取り入れたオレは、単純なので早速今週追撮のギヨーム組のフランス映画「The Blood」に向け、そこらへんを口だけじゃなく、きっちりやりたいなと思いたったのでした。
原作はありませんが、ギヨーム監督の思い描く世界観に、しっかり生きたいな♪って。
で、思いたったが吉日です。
先日ギヨーム監督と再会し、追撮前までの作品を観たと言っていた圭作さんに電話してみました。
作品の雰囲気や、オレの役の印象など、圭作さんが感じたことを教えてもらいました。
このアドバイスを活かして、
追撮ヤッテヨカッタヨー!
と、監督に喜んでもらえるように、役者としてオレにできること、やりたいなと思います♪
話は長くなりましたが、元に戻して終わりにします。
作家石田衣良さんの「14」に、かつてすごい勢いで心持ってかれたオレの携帯小説「スキッチョ」はおしまいです。
青春、夢中、無敵、挫折、仲間、可能性、人間愛、少年時代、バカ、まっすぐ、夢、ドラマチック
そこらへんをキーワードに、半分フィクションで書いてみました。
半分てのは、オレもその昔、スキッチョとランニングに半ズボンの闘いをやっていたからです、あはは。
無敵って、やっぱすごい♪
人生って、まるごとドラマチックだ♪
じゃあ今日も、そこらへんを胸に、やってきます♪