読了『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』 | 自分で癒やすこと 〜モドルミチ〜

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こんにちは

さとみです付けまつげ

 

 

アマゾンプライムでドラマシリーズ全10話

が配信中の

原題:『Daisy Jones and The Six』

邦題:『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』

 

 

 

 

 

原作小説の日本語訳版416ページ

読了いたしました飛び出すハート

 

 

 

ドラマを見た後に読んだわけですが

面白かったですねぇー

 

 

構成が秀逸でした。

 

 

ドラマ化にあたり

ストーリーの変更や

登場人物の役割の違いは発生していました。

 

 

ですが、それもまた

私としては納得できるし

小説の中での「真実」をより凝縮して映像表現に持っていったとも解釈できるというか。

 

 

たとえ原作ファンだったとしても

「おいおい、ドラマ版、なにしてくれちゃったの」

とは、私はならなかったです。

予算こだわり想い努力が思いっきり注ぎ込まれ、折り合いも上手いことついた全10話に思えました。

 

 

兎にも角にも

よくキャスティングをそうできたよなぁ。

 

 

原作のキャラクターを

架空のバンドを

70年代を

目に見える人物や素材として

紙面から飛び出させることに

成功したんだなと思いました。

 

 

デイジー・ジョーンズを演じた

ライリー・キーオ(エルビス・プレスリーの孫娘)とともに

 

 

私のここ数年の推しであります

Sam Claflin(サム・クラフリン)

主人公の1人である

ビリー・ダンを演じたわけなのですが。

 

 

このキャスティングに

様々な、それこそ予算札束なりチームの力なりが加わり。

更にプロジェクト開始直後に図らずも訪れたロックダウンによる「できる準備しかできない長い期間」が、“架空バンドのドキュメント風ドラマ”をリアリティ伴うものにしちゃった。

 

 

その期間で俳優たちは、一夜漬けのロックスター、一夜漬けのバンド ではないなにか になっていったんですねー。

 

 

最終的に世に出されたものは

オバケ級ってやつなのではないでしょうか。

 

 

アルバムも出したし、Spotifyでも聴けるし、米国では国民的TVショーSNL(サタデー・ナイト・ライブ)へのリアル出演も期待されているとかなんとか。

 

 

 

 

 

もちろん各キャストのストイックな努力のほどは想像しきれず、あくまで対比させるとしたらの話ですが。

 

 

ライリー(デイジー・ジョーンズ)には天性の才能、そうなるべくして生まれてきた、みたいなものを認められずにはいられないし。

 

 

サム(ビリー・ダン)には葛藤と苦悩と努力みたいな泥臭いやつを見ずにはいられない。

 

 

そして私は、サム・クラフリンという俳優が、その役をそう演じるプロセスに、いつもやられちゃうんだろうなぁ目がハート

 

 

なーんて、思いました。

 

 

泥臭いのが、好きだったのか。

いや、実際相当に泥臭いだろうにも関わらず、爽やかに繊細に美しくスマートに魅せてくるところが、ツボってことなんでしょうね。ハードなストーリーや役どころであったとしても、です。

 

 

ビル・ナイ主演の『生きる living』についても感想を書きましたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

私がイギリス人俳優やイギリス映画を好む理由なのかもしれないです。

 

 

コリン・ファースや

ヒュー・グラントも好きです。

内側を想像できることや

テクニックを感じさせる面白さ

静けさの中で生き生きとするもの

 

 

それらを巧みに表現しながらの

イケメン

そりゃー好きです飛び出すハート

 

 

※Daisy Jones and The Sixはアメリカ人作家の小説で、ドラマもアメリカの制作会社が作ってます。

 

 

サム・クラフリンは最近

King of Book-to-Film って呼ばれたりもしているようで。

 

 

原作読者から愛される「ヒーロー」なり「カレ」を演じさせたらピカイチってことですよね。

 

 

まだNetflix限定とかだと観られてないものもあるので、まだまだ追い続けなければです。

 

 

それではむらさき音符

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↑こちらが実際に発売されたアルバム。iTunesでもビルボードでも1位になったそうです。

 

 ↑20代半ばのサム・クラフリンの端正すぎる顔立ちを堪能できます。ストーリー的に、サムの役(アレックス)は性格が良くて主人公を大切に想っているのが伝わるだけに、なんでその選択した??という展開ばかりでイライラもします(笑) なんとDaisy Jones and The Sixにキーボーディスト、カレン役として出演している、スキ・ウォーターハウスが、サムの若気の至りの相手、ベサニーとして出演してます!9年前の作品ですが、スキは今とあまり変わらない。が、9年前のサムは20才に見えて、今のサムは40才に見えるので、ほんとこの10年の密度の濃さを感じます。

原題:Love Rosie 2014 イギリス

 

 ↑サム・クラフリンの魅力を余すところなく観られる代表作。都会ですべてを兼ね備え充実した生活から一転、事故による脊髄損傷で田舎の大地主の両親のもとで絶望の中を生きることになったウィル・トレーナーを演じています。ツンデレにキュンとさせられ、切なさや痛みはあるけれど、それでもハッピーなラブストーリーです。

原題:Me Before You   2016 イギリス

 

 ↑『世界一キライなあなたに』が撮了して、次にサムが携わった映画と思われます。前作の「これぞイケメン」というサムとは、雰囲気もキャラも見た目も全く違うことに驚きます。カメレオン俳優と言われる所以か。キレ者で偏屈な脚本家のトム・バックリーを演じています。三谷幸喜さん作品のような、喜劇要素があり、戦時中を描く作品なのですが、テンポのよさがクセになります。憎たらしいヤツなんですが、結局のところ愛情深いから惚れてまうやつです。

原題:Their Finest   2016 イギリス

 

 ↑実話がもとになった映画です。太平洋で男女たった2人で漂流することになった、その海の映像の迫力たるや凄まじいです。その合間合間に、主人公タミーと、サム演じる海を愛する繊細な男リチャードが出会ったいきさつ、2人が距離を縮めていく様子が、ロマンティックに美しく描かれます。2人だけの幸せに満ちた世界と、2人きりの命の危機に見舞われた恐怖の世界とのギャップ。いい感じに大人の男になりきったサム・クラフリンの色気と少年っぽさにドキドキしまくりです。

原題:Adrift   2018 アメリカ合衆国

 

 ↑そして2018年頃のサムは、イケメン路線から完全に別方向に行きバッキバキです。暴力だらけでめっちゃ怖かったです。サムはスリラーにもけっこう出演してますが、そっち系は見放題になかなか入ってこないのもありほぼ観られてません(ナイチンゲールとか)。ロンドンバーニングは見放題に入っていた時期に一応観ました。ボクサーの役で、MAXいかついサムでした。奥さんとの切ないシーンでだけ、知ってるサム・クラフリンが垣間見られて、より切なかったです。ほんと、2018年頃から経験豊富すぎて。2023年現在、すっかり削ぎ落とされたベテラン感に溢れての、ロックスター役。ラブストーリーに帰って来てくれて嬉しいのは、こういう期間があったからこそ。

原題:The corrupted   2019 イギリス

 

 

↑まだ観ていません。主人公クレアは盗みの罪で流罪にされていて。そこの駐在軍の隊長である残酷すぎるホーキンス中尉をサム・クラフリンが演じています。奴隷のようにこれでもかとクレアを痛めつけ、後にクレアは復讐に立ち上がるそうです。怖そう…

原題:The Nightingale 2018 オーストラリア

 

 

 

↑イギリスのシリーズもののドラマ。2019〜のシーズン5、6で、サムは過去に実在したファシストの政治家オズワルド・モーズリーを演じています。イギリス紳士な見た目をしたすごい悪役って感じですね。Netflix限定です。

 

 

 

↑2020 イギリス ラブコメディ Netflix限定
ここで一旦ライトなラブコメディに帰還しています。サムが主役で、3枚目。胸〇映画っていうんですか?内容が上品でないので見終えるのに苦労しましたし2度目見ることはないですが。わずかな違いで人生のストーリーは無限にあるよねって視点は確かに。軽やかなサム・クラフリンの姿は見られます。
 
あのシャーロック・ホームズの兄、マイクロフト・ホームズをサムが演じています。すごーく面白くて引き込まれる映画でした。エノーラが魅力的でスケールも大きいので劇場で見たい。サムは嫌なやつなんだけど、背景を匂わせる悪役を演じるのが好きそう。もっとたくさん出てきてほしかったな。
 

 

 

↑2021 アメリカ合衆国 ホラー 
Netflixで見ました。サムが演じるジェームスは、主要人物とそれぞれ1対1で関わっていきます。それぞれ見せる顔が異なっていて、気さくなお兄さん、魅力的な青年、怪しげな佇まい。イケメンなサムもあり、演技派なサムもあり、よかったです。主人公のケイシー・アフレックは、アルマゲドンで有名なベン・アフレックの弟で。おじさんなんですが、かっこよいです。髭がサムのそれと似ていて、一見タイトル画像もサムじゃないかと間違えてました。

 

 ↑2021 イギリス ホラー

 

 

 

↑2022 イギリス・メキシコ ラブコメディ 日本での配信なし
是非、観たい作品です。イギリスのイマイチヒットしない小説家をサムが演じています。その小説がなぜかメキシコで大ヒット、その訳は?
どこか配信してくださいー