こんにちは
さとみです
またまた
まだまだ
Daisy Jones and The Six
久しぶりに、のめり込んでしまうコンテンツに出会ってしまいました。
劇中のバンドである
Daisy Jones and The Six が
劇中でリリースしたアルバム『Aurora』の
曲も、どんどん覚えてきちゃって。
夕飯作りながら
Auroraのミックスリストかけて
もはや、彼らの音楽のファンになりつつあります。
米国ではけっこう派手に盛り上げているようです。
iTunesでチャート1位になっているそうで、フィクションのバンドでは初めてなんですって。
日本で言うと、朝ドラが大ヒットして、民放各局でも主演2人が「徹子の部屋」はじめ、色んな番組に引っ張りだこみたいな感じ?
最初はサム・クラフリン演じるビリー・ダン(バンドのフロントマン、リードシンガー)のカリスマ性が弱く見えていて。
ライリー・キーオ演じるデイジー・ジョーンズ(リードシンガー)だけが華やかに演出されているようで。
サム・クラフリン ファンとしては、うーーーーん、って思っていたんですが。
全話見て。
もう一度全話見て。
さらに、かいつまんで見て。
このバランスが絶妙に思えてきました。
なぜなら、デイジーとビリーの輝きだけで成り立つバンドじゃないんだな、ということが見えてきたからです。
個人「デイジー」と、ビリー率いる「ザ・シックス」の掛け合わせで、Daisy Jones and The Six。
デイジーが50だとして
残りの50は「ザ・シックス」にあり
ビリー&カミラで30
グレアム&カレンで17
エディ&ウォレンで13
目立ち感の配分でいうと
こういうことなのかなー。
サム・クラフリンや演出が、ビリーというキャラクターを最大限に際立たせつつも、決してデイジーを追い越さないラインでコントロールしているのだとしたら。
尊敬しかない。
やっぱり好きすぎる、サム。
そんな感じになってきました
デイジーには、あくまでデイジー主体の物語があり、視聴者としてはデイジーの物語ではデイジーに感情移入することになります。
でもビリーの場合は、ちょっと違って。ビリーを取り巻く物語では、他の主要キャストへの感情移入も起こります。「ビリー、、ちょっと、、しっかりしてくれよ!」と喝を入れたくなったり。
私が女性だからという部分も少なからずありそうですが。
つまり何が言いたいかというと。
サム・クラフリンの演技は、中心にありながらも、女優さんや、周りを引き立たせる、どこか抑えた要素があって。それでいて熱っぽく、少年のような眼差しであったり仕草がね。
やっぱりキュンとするのですよ!!
ほんと、各キャラクターがこのキャスティングだからこそ、この魅力が出来上がったに違いないって感じに。
それぞれが生き生きしているし
interview動画でも、キャスト一同の思い入れが強い作品なんだなぁと伝わってきます。
日本語字幕のない動画しか見当たらず、英語字幕ついてたらラッキーくらいな感じですが、インタビュー見漁っています。20%くらいしか理解できませんが、盛り上がりだけは感じ取れます。
本当は、ギタリストでビリーの弟である、
グレアム・ダン(俳優:ウィル・ハリソン)について書きたかったんですが、サムを語って長くなってしまいました。
もうこのグレアムが
ほんとーーに、いい人なんですよ。
ウィル・ハリソンは、まだ若くて、駆け出しといえる俳優さんのようで。本作が本格的な俳優デビューと言えそうです。
キャストインタビューなどでは、役のグレアムとは全然違う、すごく堂々とした雰囲気をまとっていて。
え、天才なの??
って思います。
特に、グレアムが20年前の全盛期を振り返りながら、カメラに向かってインタビューに答えるシーンのひとつ、ひとつ。
グレアムならそうなるよね、グレアムならそう言うよね、グレアムなら立ち止まるよね、グレアムならその目になるよね。
歳を重ねたグレアムが、確かにグレアムすぎて、いちいちぐっとくるんですよね。特に2回目視聴からは。
バンドを、兄を、兄の家族を、メンバーを、心から大切に想ってきたグレアム。
過去の栄光と、一つ一つの出来事で誰かが負った心の傷。自分と直接関係があってもなくても、起きた出来事すべてに、実はこの人が最も責任みたいなものを感じながら、それでも真正面から受け止め、その時その時を愛とともに生きてきたんじゃないか。
なんて、思わせてくれます。
ウィルについては、まだwikiにも情報がなく、インスタでご本人の声を知ることができますよ
ということで。
日本でももっと話題になって
字幕付のキャストインタビューがたくさん見られますように
主要な登場人物紹介&あらすじ(ネタバレなし)はこちらをどうぞ
↑こちらが実際に発売されたアルバム。iTunesでもビルボードでも1位になったそうです。
↑20代半ばのサム・クラフリンの端正すぎる顔立ちを堪能できます。ストーリー的に、サムの役(アレックス)は性格が良くて主人公を大切に想っているのが伝わるだけに、なんでその選択した??という展開ばかりでイライラもします(笑) なんとDaisy Jones and The Sixにキーボーディスト、カレン役として出演している、スキ・ウォーターハウスが、サムの若気の至りの相手、ベサニーとして出演してます!9年前の作品ですが、スキは今とあまり変わらない。が、9年前のサムは20才に見えて、今のサムは40才に見えるので、ほんとこの10年の密度の濃さを感じます。
原題:Love Rosie 2014 イギリス
↑サム・クラフリンの魅力を余すところなく観られる代表作。都会ですべてを兼ね備え充実した生活から一転、事故による脊髄損傷で田舎の大地主の両親のもとで絶望の中を生きることになったウィル・トレーナーを演じています。ツンデレにキュンとさせられ、切なさや痛みはあるけれど、それでもハッピーなラブストーリーです。
原題:Me Before You 2016 イギリス
↑『世界一キライなあなたに』が撮了して、次にサムが携わった映画と思われます。前作の「これぞイケメン」というサムとは、雰囲気もキャラも見た目も全く違うことに驚きます。カメレオン俳優と言われる所以か。キレ者で偏屈な脚本家のトム・バックリーを演じています。三谷幸喜さん作品のような、喜劇要素があり、戦時中を描く作品なのですが、テンポのよさがクセになります。憎たらしいヤツなんですが、結局のところ愛情深いから惚れてまうやつです。
原題:Their Finest 2016 イギリス
↑実話がもとになった映画です。太平洋で男女たった2人で漂流することになった、その海の映像の迫力たるや凄まじいです。その合間合間に、主人公タミーと、サム演じる海を愛する繊細な男リチャードが出会ったいきさつ、2人が距離を縮めていく様子が、ロマンティックに美しく描かれます。2人だけの幸せに満ちた世界と、2人きりの命の危機に見舞われた恐怖の世界とのギャップ。いい感じに大人の男になりきったサム・クラフリンの色気と少年っぽさにドキドキしまくりです。
原題:Adrift 2018 アメリカ合衆国
↑そして2018年頃のサムは、イケメン路線から完全に別方向に行きバッキバキです。暴力だらけでめっちゃ怖かったです。サムはスリラーにもけっこう出演してますが、そっち系は見放題になかなか入ってこないのもありほぼ観られてません(ナイチンゲールとか)。ロンドンバーニングは見放題に入っていた時期に一応観ました。ボクサーの役で、MAXいかついサムでした。奥さんとの切ないシーンでだけ、知ってるサム・クラフリンが垣間見られて、より切なかったです。ほんと、2018年頃から経験豊富すぎて。2023年現在、すっかり削ぎ落とされたベテラン感に溢れての、ロックスター役。ラブストーリーに帰って来てくれて嬉しいのは、こういう期間があったからこそ。
原題:The corrupted 2019 イギリス
↑まだ観ていません。主人公クレアは盗みの罪で流罪にされていて。そこの駐在軍の隊長である残酷すぎるホーキンス中尉をサム・クラフリンが演じています。奴隷のようにこれでもかとクレアを痛めつけ、後にクレアは復讐に立ち上がるそうです。怖そう…
原題:The Nightingale 2018 オーストラリア
↑イギリスのシリーズもののドラマ。2019〜のシーズン5、6で、サムは過去に実在したファシストの政治家オズワルド・モーズリーを演じています。イギリス紳士な見た目をしたすごい悪役って感じですね。Netflix限定です。
↑2020 イギリス ラブコメディ Netflix限定
↑2020 イギリス・アメリカ合衆国 ミステリー Netflix限定 続編シリーズあり
↑2021 イギリス ホラー
↑2022 イギリス・メキシコ ラブコメディ 日本での配信なし