面接を受けたD社のパートが
私にとって「ナシ」だった理由
それが、
「扶養内パートで交通費が高くつく」こと
ここは勉強になったポイントだった
言い換えれば
「扶養内パートは近場がよい」ということ
それをもう少し詳しく
★税制上(主に所得税)で夫の扶養になる場合、妻の収入の上限は103万円。
★社会保険で夫の扶養になる場合、妻の収入の上限は130万円。
103万円の壁
130万円の壁
ってやつ。
規模が大きい会社で一定の要件を満たすと基準が変わってくるけど
D社は大手じゃないから、そこは置いておいて。
交通費がポイントになるのは
社会保険で扶養になる場合。
130万円の壁の方。
この130万円の上限とは
支給される交通費も含めての上限なのである。
130万円を12で割って
1ヵ月あたりの収入を
108,333円以内にしないといけないのだけど。
そのうち交通費が
1万円/月かかるところと
2万円/月かかるところと比べたら…
1万円も手取りに差が出てしまう。
1年で12万円、近いところより稼げない。
交通費って
出して戻ってくるだけで
こちらにとっては
プラスでもなんでもないのに
社会保険では「収入」とされてしまう。
だから
家計の足しになるわけでない交通費は
少なく収まる方がいい。
130万円の中で
交通費が占める割合を減らせるほど
手取りが増える。
よって
(社会保険上の)扶養内パートは、近場にすべし
このことが
よくよく分かったのであった。
しかも
交通費が1ヵ月2万円だとすると
1年で24万円。
【★】130万円-24万円=106万円
交通費が2万円/月かかるところで
社会保険上の扶養内130万を目指すくらいなら
いっそ税制上の扶養内103万を目指した方がよっぽど賢い。
だって、「103万円の壁」の103万円は
交通費含めない上限なのだから！
【★】の設定だと、あと3万円抑えれば、所得税も免除、夫が配偶者控除も受けられる。
(配偶者控除は、受けられなくてもその先に配偶者特別控除があるけどね)
じゃあそれでいいじゃん
3万円抑えて
所得税や住民税が下がったら
トントンかもよって
なるかもしれないけど…
103万÷12=85,833円
私の場合は
そこまで手取り少なく抑えるなら
通勤ストレス抱えたくない
遠くまで行きたくない。
そして
103万円以内にしたら
時間数もさらに減っちゃって
確実に保育園の就労条件を満たせない。
つまり、
結果、
私の場合、だけど
(税制上にしても)
(社会保険上にしても)
扶養内でやるなら絶対、近所！むしろ在宅！
と誓いを立てた
D社が近所だったら
面白そうが勝って
かなり本気に考えたかもしれない。
ノーマークだった交通費は
実は大事なポイントだったという話
続き
