未読の東野作品が手元にあると、
未開封の美味しいお菓子が有るのと
同じくらいの安心感がある。
変態でしょうか❓w


「架空犯」


「白鳥とコウモリ」と同シリーズと

知ってたけど、

「白鳥…」を読んだのが前すぎて

全然覚えておりません💧


で、真っ新な気持ちで読み始めました。

3センチ弱の分厚い本で、

最初は、登場人物の把握に時間が掛かり、

なかなか読み進まなかったのが、

中盤で一気に加速して、あとは

夜寝る前の数分…じゃ我慢出来ずに、

仕事から帰って、そのまま夜まで

ノンストップ読破‼️

(っていつものパターンじゃね⁈)w



⤵︎本の帯に書かれていた

    

『白鳥とコウモリ』の世界再び——
シリーズ最新作


「まるで幽霊を追いかけているようだ」​

焼け落ちた屋敷から見つかったのは、​
都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。​
華やかな人生を送ってきた二人に​
何が起きたのか。​

「誰にでも青春があった。​
被害者にも犯人にも、​
そして刑事にも——。」​


同じ東野圭吾作品の「白夜行」と

並ぶ、悪女の暗躍する小説、

というカキコミもありましたが、


ワタシとしては、

「白夜行の唐沢雪穂」は

ちょっと別格ですね。


「架空犯」での、「悪女」は、

そうでも無かったなぁと。

似てる所は多いけれど。


それより、

「誰にでも青春があった。​
被害者にも犯人にも、​
そして刑事にも——。」


読了後の今、

ふぅ〜む真顔

と各人の青春に想いを馳せております。


そして、

東野圭吾さんの人物描写が素晴らし過ぎて、

(未だ、映像化されていないと思うんだけど)

私の脳内では、ドラマ(映画)化されて

各登場人物もキャスティングされてて、

動いています凝視

感情移入しやすかったんですね。


殺された夫妻のうち、

妻で、元女優の江利子は、小説中の

情報によれば、ほぼ私と同年齢

だというのも、

感情移入しやすかった理由かも…


ワタシがキャスティングした

50代の江利子役は…

鈴木京香さんです❗️


その夫、藤堂都議役は

宇梶剛士さん。


それから、

捜査一課の刑事 五代努は、唐沢寿明さん、

五代の相棒、山尾は、

小日向文世さんです。


あくまでも、ワタシの勝手な

キャスティングですが…(^◇^;)


「架空犯」という、???

な題名も、読んでみたら、言い得て妙。


でも、こんな展開って、あり得ない

よなぁ…普通。

だからこその小説ですけども。