4月も半ばを過ぎ、親子ともに新しい環境にも
少しづつ慣れてきた頃ではないでしょうか。
この時期は４月はじめの緊張感が緩んできて、
疲れが出てくる頃でもあります。
でもあと少しでゴールデンウィーク、
あと少し頑張ればゴールデンウィークだ！
やったー！と、
心を躍らせているのではないでしょうか。
しかしゴールデンウィークが待ち遠し分、
その後の五月病が気になるところです。
今回は五月病を防ぐための注意点をお伝えします。
五月病に陥りやすい思考が親の心の奥に
あると、それが子どもに映し出されますので、
親が五月病にならないことが、
子どもの五月病による登校しぶりの
予防策になります。
あなたが
ゴールデンウィークをどう意味づけするかが
五月病を防ぐためのポイントです。
目次
- ゴールデンウィーク中、のんびり寝て過ごす事をご褒美にしない。
- 緊張とリラックスはバランスが大事。
- 家事や仕事の目的を明確にする。
ゴールデンウィーク中、のんびり寝て過ごす事をご褒美にしない
A
お休みの日とくに予定がないと、
普段とは全然違う生活リズムになり、
夜更かしをして朝いつまでも寝ている。
B
お休みの日とくに予定がなくても、
いつもと同じ時間に起きて、普段できない
部分の掃除をしたり、散歩や趣味を楽しむ。
あなたはAとBどちらのタイプですか？
Aと答えた人は次のように考えていませんか？
普段すごく忙しいから、休みの日はのんびり
寝て過ごすのがご褒美。
私も以前は、疲れてるんだからゆっくり
寝かせてよ、という感じでした。
でも、
寝るのがご褒美だと定義した場合、
では仕事は？と考えると
まるで罰を与えられているような感じが
しませんか？
普段それだけ被害者意識を持ちながら
仕事をしているということがわかります。
ご褒美をもらったあとの罰なんて
嫌に決まっています。
子どもの登校しぶりには、親の思考が影響して
いますから、寝る以外の違うご褒美を
考えましょう。
緊張とリラックスはバランスが大事
仕事から離れ、プライベートの時間を過ごす
ゴールデンウィークはリフレッシュタイムです。
日頃の家事、育児、仕事のストレスから解放
されると、心も体も思いっきり緩めたくなるかも
しれませんが、緩めすぎも考えものです。
かと言って、予定を詰め込み過ぎて
リフレッシュどころか、かえって疲れてしまう
なんてことも避けたいですね。
自律神経を正常に機能させるには
緊張とリラックスのバランスが大事です。
自律神経が整っていれば、ゴールデンウィーク
明けの仕事も気持ちよく取り組めます。
家事や仕事をする目的を明確にする
寝るのがご褒美と思うのは、
被害者意識を持ちながら仕事をしている事という
説明をしましたね。
仕事や家事をしながら、
疲れた、面倒くさい、なんで私ばっかり、
こんな不平不満を心の中で言っているとしたら
それだけ被害者意識が多いということです。
被害者意識があると心も体も重くなり、
疲れてぐったりしてしまいます。
だから寝るのがご褒美と感じて、休み明けの
仕事がなお嫌になるという悪循環に陥ります。
仕事って疲れるしミスしたら怒られるし、
人間関係が面倒くさい。
でも本当は仕事で得られるメリットの方が
多いのです。
大きなメリットとしてはやはり収入
ではないでしょうか。
お金がないから仕方なく働いているという人が
いますが、それこそ被害者意識です。
勤め先を探して選び、面接を通り就職をして、
そして収入を得ている。
つまり
望みを叶えてお金がないという問題を解決
しているということですよね。
だったらとことんエネルギーを出して
稼ぎましょう。
使命感や社会貢献という意識で取り組むのも
いいですね。
ちなみに私は、寝るのがご褒美という
意識を変えるために
仕事はご褒美と紙に書いて見える所に貼っています。
そして家事も仕事と同じくらい大事ですよ。
栄養バランスの取れた食事とジャンクフード
ばかりの偏った食事、どちらが健康的ですか？
片付いた部屋と散らかった部屋、どちらが
生活しやすいですか？
家事ってとても価値のあることだと思うんです。
面倒くさいと思わずに、価値ある事に積極的に
取り組んで価値ある自分になりましょう。
やるに気につながりますよ。
そして、親のやる気は子どものやる気に
つながります。
本気で現実を変えたいという方には
カウンセリングがおすすめです。
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