登校しぶり、不登校、子どもは
どうして学校に行きたくないのでしょうか。
ただ漠然と「学校が怖い」と言われたら
どう思いますか？
先生が怖い？ 友達が怖い？
そのどちらでもないとしたら、
一体何が怖いの？
学校が怖いって何？
親としては困惑してしまいますね。
今回は漠然とした怖さのウラにどんな思考が
隠れているのかを紐解いていきたいと思います。
根底には「甘えたい」がある
生まれる前のお母さんのお腹の中は
完全に守られた安全な世界です。
外の世界に出ると不安になるかもしれませんが
お母さんが抱っこしてくれると安心できます。
赤ちゃんにとってお母さんの存在は絶大ですが、
年齢が上がり成長するにつれ、抱っこもお世話も
減っていきます。
そしてある程度の年齢になると色々なことを
自分でやりたいと思うようになり、
そのうちに親の手を借りなくても
自分でできるようになります。
小学生になり、勉強や持ち物の用意、片付け等、
自分でできるようになると親の介入はますます
減っていきます。
成長が嬉ししい反面、”自分でできる”が増えると
いつまでも甘えていられなくなるという
デメリットに気づくでしょう。
お母さんに甘えるためには
できない自分でいる必要があるんです。
でもそのやり方、家ではいいのですが・・・
学校では班や係などで、子どもが主体となり
仕事を分担しますね。
自分も何かしらの仕事をする必要があります。
その時にできない自分でいては
困ってしまいます。
先生や友達は
お母さんのようには自分を扱ってくれません。
まわりの子ができているのを見ると自分だけが
できていないようで自信がなくなる。
自信がないと何事にも消極的になり
ますますできなくなる。
できないと怒られるような気がして怖くなる。
学校は怖いところと感じる。
学校に行きたくない。
と、なってしましまいます。
積極的になることで怖さを克服する
消極的な思考とは・・・
どうしたらいいんだろう。
上手くできるかな。
間違えたらどうしよう。
自信がないよ。
↑これは表面的な意識です。
心のもっと奥深く（潜在意識意）では・・・
本当はやりたくない。
代わりにやってほしい。
何で私がやらなきゃいけないの？
こんなふうに不満と被害者意識が
たくさんあります。
甘えたいが根底にあるために、
本来自分でやるべきことでもやらされている
という感覚があり、
不満や被害者意識が大きくなり怖くなります。
これは私がやるべき課題と意識し、積極的に
取り組むことで被害者意識が減っていきます。
漠然とした怖さを克服するには、
消極的ではなく積極的な姿勢が大事です。
子どもの問題ではなく自分事として考える
フラクタル心理学では自分の潜在意識が
周りに投影されると言っています。
つまり、子どもの姿はあなたの
潜在意識の姿です。
子どもに積極的になりなさいと言うだけでなく
自分自身が積極的になった方が確実に
子どもは変わります。
子供の頃の自分を振り返ってみて下さい。
勉強や身の回りの整理整頓など、
言われて仕方なくやっていたという
ことはありませんか？
現在のあなたはどうですか？
普段から積極的にやるべきことを
やっていますか？
仕事、家事、子育て、毎日大変だとは
思いますが、イヤイヤやっていませんか？
仕事は嫌だけど休みはご褒美と
思っていませんか？
家事をしている時、なんで私ばっかり
こんなに頑張らなきゃいけないの？と
心の中で文句があふれていませんか？
面倒くさい、やりたくないという気持ちは
潜在意識では「お母さんがやってよ」という
依存的思考です。
これを変えれば子どもにも変化が現れます。
潜在意識を変えるのは自分一人では難しいので
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