学校に行きたくない子にとって
朝はとても憂鬱です。
具合が悪くなってしまう日もあります。
そんな朝の登校しぶり、
酷くなる前になんとかしたい！
とお考えのあなたへ。
解決へ導く方法をお伝えします。
解決への近道は、親であるあなた自身の
心の奥を見つめ直すことです。
そこに解決のヒントが隠れています。
心の奥には未熟な思考がある
フラクタル心理学は
思考が現実化する、100％例外なく
という理論です。
それは自分では認識できない潜在意識の思考が
現実化するということです。
そしてその思考は周りの人に反映されます。
大人であっても心の奥には子どものような心、
つまり2歳児のような未熟な思考があります。
未熟だからこそ、この思考は様々な問題を
つくり出します。
仕事、恋愛、子育て、人間関係の悩み
全てにおいて自分の心の奥深くに問題の種が
あります。
たとえ相手が悪いと思えるような
場合であってもです。
もし相手が悪いのであればその人が
変わってくれなければ問題解決には
なりません。
ですが、自分の中に原因があるなら、
解決するのも自分次第ということです。
本気で解決を望むのであれば
何か問題が起きているとしたら、
自分の心の中に未熟な思考があるのだと
受け入れてみてください。
この理論を活用して、
子どもの登校しぶりを解決させましょう。
朝の登校しぶりで子どもが具合が悪くなるのはどういうことか？
朝になると子どもが頭痛や腹痛や吐き気といった
症状を訴えている場合、自律神経や心の問題だろう
と考えると思います。
昔なら、仮病だとか怠けてるとか言う人がいた
と思いますが、
心の奥の未熟な思考に対してはこの考え方は
あながち間違いではないんです。
２歳の子どもをイメージしてください。
嫌いなものを食べなさいと言われた時に、
「お腹が痛いから食べれない」と言ったとします。
その後に目の前にアイスクリームを出したと
したら、きっと「食べたい」と言い、
お腹が痛かったら食べれないよと言われたら
「もう治った」と言うでしょう。
要するに嫌なことはやりたくないので、
逃れるための言い訳をするのです。
この２歳児のような思考が目の前のあなたの
お子さんに本当の症状として映し出されます。
ここで注意してほしいのが、
言い訳しているのはあなたの心の奥の
2歳児の自分であって
あなたのお子さんではありません。
嫌なことは誰だってやりたくありませんが
仕事や必要な事であればやるべきだと
わかります。
しかしそんな時でも心の奥の2歳児の自分は
やらなくて済む言い訳を探すのです。
ですから、子どもが学校に行きたくないと
言っているのであれば、
あなたの心の奥に、やるべき事から
逃れようとしている未熟な思考があるのだ
と捉えましょう。
イメージの中で幼児期の自分を躾ける
仕事や勉強などを免除される人とは
どのような人でしょうか？
やるべき事をやらなくても済む状況を
思い浮かべてみて下さい。
健康で元気な人は免除されません。
病気やケガでやむを得ずできない人は
免除されます。
言い訳することで、やらなくて済むという
メリットと一緒に病気やケガというデメリット
もついてくるとかんがえましょう。
大人心で考えれば、やるべき事から逃げている
間は、学びも気づきもなく何も得られないので
成長できません。
やるべきことをコツコツと積み上げた人は
学びや気づきから多くのことを得て
人間的に成長します。
明らかに逃げない方がお得なのです。
それを心の奥の子どもの自分に
教えてあげましょう。
目を閉じて、心の奥にいる、
言い訳して逃げようとする子どもの自分
（6歳以下の自分）を目の前にイメージし
語りかけるようにその子に言います。
これを毎晩寝る前にやってみて下さい。
一か月くらい続けてみても朝の登校しぶりが
変わらないようなら相談にいらしてください。
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