増税、年金改悪…“重税国家ニッポン”がひた走る「絶望への道」

 


THE GOLD Online

 ~~

スマートフォンで書いた記事が復活した。

以下の通りである。

一度消えてしまった文章が復活したため、記憶を辿って書き直したが、読み比べてみてもよいやもしれん。

 

ーここから

さて、怒りの怨嫉感情はここでも発揮されり。

 

 何故、このように日本が傾いて行くのか。これには、原因があり、結果がある。

 我々日本の民が仏法のなんたるかをあまりにも知らな過ぎたために起こった失(とが)である。

 あらゆることは仏法よりこと起こる故に、その仏法、正法を知らなければならん。

 この濁悪日本において、仏法が曲がっているために、世間(衆生)が曲がるのだ。

 黒幕は創価学会、公明党である。この組織こそ、純粋(もはや半粋)日本を崩壊させる勢力である。ゆえに正法団体は、創価学会が邪教に染まって行くのを見かねて、其の時々によって警告を発しているのである。

 なぜ、偽の国立戒壇正本堂を建設しなければならなかったのか。1970年代。日本は、この謀りにより石油ショック(1974年)の大不景気を迎え、経済が多少盛り上がったとたんに、バブル崩壊を迎え、泥沼の底なしに堕ちた。

 原因は、判っていた。判っていたが、止められんのだ。

 

 建立された正本堂は、失敗に終わり崩壊(更地と化した)した。当然と言えば当然であろう。あのときが、順縁広布、広宣流布とはとても言えまい。学会は、不正に次ぐ不正で国に叩かれ、とても正法団体とは思えん振る舞いに出ていた。

 唯単に、日蓮仏法を公明党の選挙の道具に利用していたといった方が早いやもしれん。

 今もなおそのようなことをしているから、国が傾くのだ。

 これは警告である。公明党創価学会は解散した方がよい。これ以上諸天善神を怒らせないでいただきたい。

 小生は、それを踏まえた上で扉を閉めようと思う。

 創価学会の謗法が諸天の怒りをもたらし、諸天の怒りが日本国内、あるいは全世界(創価学会国際支部の影響やもしれん。功徳のない題目を唱え続け、諸天の怒りを無意識に買っている)に波及して、禍をもたらす。

 小生は、扉を閉める。創価学会は、全国民(学会員以外)が破折してでも解散に追い込むしか、日本は、悪くなり続けたとしてもとても良くなることは望めんのだ。

 

 池田大作。彼はいったい何がしたかったのか。正本堂が崩壊した時点で、解散すべきだった。なぜ、それが出来なかったのか。周りに監視されて出来なかったは、言い訳であろう。

 そなたの権限であれば、可能であったはずだ。しかも政治団体公明党は一度は解散したが、復活しているのである。

 

日本を沈ませるだけ沈ませて、「新尼抄」の御予言を早めようとするのか。

 

その意図ならば止めておいた方がよい、次の大戦は、人類が滅びに入るぞ。

 

「ほとんどの日本の衆生皆死して無間地獄に堕ちること雨の如くしげからんとき・・・」

 

ーここまで

 

以下は、消えた文章を記憶により復活させた物言い。

 

 さて、「瞋りの怨嫉」この感情がこの記事によって齎されるわけだが、このようなことになってしまったのも、原因と結果がある。

 

 その原因とは何かである。我々は、仏法のことをあまりにも知らな過ぎたのやもしれん。だから、知る必要がある。日本においては、仏を主とし神を所従とすることも重要であるが、1970年、偽の正本堂を建立したは、創価学会の第3代会長の池田大作である。これは、仏法上の大謗法であった。その後、1974年には、石油ショックが発生して日本は大不景気を迎える(諸天善神の怒りの鉄槌だ)。これを期に、一気に日本は、傾いてゆくのだが、それでも多少は持ち直し、1980年代を駆け抜けるがそれも束の間、バブルは崩壊(まるで日清・日露、第一次大戦と勝ち続け、遂に次の大戦で大敗を喫するが如く)、喜びが失墜、失望に変わって、現在(2024年)に至っている。これほどの長い年月の中で、なぜ、日本は低迷を続けてしまうのか。そこには黒幕の存在がある。創価学会、公明党である。

 ゆえに、その時々で、正法団体は、邪教に染まっていく創価学会に警告を発し、改善を試みるもむなしく、唯、警告を発し続けるしかなかった。その中である時、濁悪の正本堂が崩壊を迎える。何と、建立した国立(?)戒壇が、音を立ててもろくも崩れ去った。建て壊しとなったのである(崩壊御手柄の直接の当事者は、池田大作に媚(こ)び諂(へつら)った阿部日顕管長である。昔の友が今の敵となった(本来は逆だが)創価学会との抗争の中で、崩壊となったのである)。

 邪法に染まった本堂が更地となって、正法の法力、仏力を目の当たりとするわけだが、そうして公明党は一度は、解散し、仏法の恐ろしさを心肝に染めることができたはずであった。

 

 そもそも、1970年になぜ、偽の戒壇を建立する必要があったのか。その20数年後、正本堂は崩壊、見事に失敗したわけだが、なぜそのような大それた謀(たばか)りをする必要があったのか。

 そもそも公明党の存在意義はもはや失われ(正宗破門含む)、日蓮仏法を汚した邪教創価学会の政治組織として機能しているに過ぎん。

その存在のために日本は傾き続けるのである。

 功徳のない題目は、諸天善神の怒りを買っている。そのために、日本も世界(創価学会国際支部が原因か。功徳のない題目を世界でも唱え続けている?)も謗法の失(とが)によって、禍が過激化してゆく。それだけではない、仏法(正法)そのものを穢(けが)してしるのである。それが、国立戒壇建立の御遺命の放棄であり、日蓮仏法(正法)の破壊なのだ。

 この正法破壊は、第六天の魔王の仕業なのだが、池田大作の身に入って行わせていることゆえ並大抵のことで修復することはできなかろう。なぜ、日本が傾くのかの理由は、まさに正法違背の謗法団体が原因なのだ。

ゆえに、創価学会、公明党は全国民(学会員以外)が怒りの鉄槌を下して、解散に追い込むがよろしいのだが、あるいは一縷の望みを込め正義(しょうぎ)に目覚めさせるかのどちらかである。

しかしながら、解散については、相当な抵抗勢力となるのも眼に見えている。ゆえに、濁悪日本は、このまま傾き続けるしかないのである。

 

 あらゆることは仏法よりこと起こるのである。現在の正仏法が曲がる故に日本の衆生が曲がってしまうのだ。

仏力、法力、諸天善神怒りの力用(りきゆう)、侮ることなかれ。すでに、日本は滅びに入っている。

小生は、創価学会、公明党の解散を踏まえたうえで(あるいは一縷の望み(正義(しょうぎ)に目覚める)を託せるか)、扉を閉めることにより、少しでも禍を止めたいと思っている。

原因は、一国の謗法、仏法違背による諸天善神の怒りなのだ。

  小生は、邪気入り込む「奉安堂」も危険と見ているが。だから扉を閉めたいのだ。

 理由は、以前に本ブログで、既に申し上げている通りだ。

 

現代ビジネス


結婚も出産も増えない「日本という小さな国」が生き残る「たったひとつの道」

 

 国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表したようだ。

日本の人口の推移は以下のようになるらしい。

 

総人口

2070年 約8700万人

2120年 約5000万人

 

今回の記事で取り上げている著書を一部抜粋し、「問題の可視化」としてみよう。

河合雅司著 『未来の年表 業界大変化』 2017年発行

 

2057年 9000万人を下回る

2117年(100年後)も経たぬうちに5000万人ほどに減る

2217年 1380万人

2317年 約450万人にまで減る

西暦2900年 日本列島に住む人はわずか6000人

西暦3000年 日本列島に住む人はわずか2000人

 

このまま何も手を加えなければ、このようになることは目に見えていよう。

国は、「人手不足」となれば何をするかを想像してみるとよい。

まず間違いなく移民政策を遂行して人口維持に励もうとするだろう。

既に始まったことだ。

「人手不足」という大義名分で移民が加速する。

これをよしとするかどうかだが、現在の日本の考え方は良かれ悪しかれ多様性重視だから、受け入れられてしまうであろう。

故に、将来の純血の日本人は減り続け、多様な人種の坩堝(るつぼ)は避けられんのではないかと申し上げているのである(やはり宿命か)。

 

これが日本の運命(宿命)であるならば、止めようがあるまい。刹那的になるようになるしかならんのであれば、流れに従うしかないのではないか。

 言霊国家日本の言霊は、あらゆるところに息づいている。

1980年代、宮崎駿(無双の才人)という漫画家が、人類の未来の姿を見事に描き出した「風の谷のナウシカ」を発表した。この「ナウシカ」。「人類は流れに従うしかない(人口減少含む)」、失うものは失うしかない。うしナウシカない。という詞から「ナウシカ」が生まれたのではないか。

 

SDGsの取り組みの有要性

 問題は、人類の資源の浪費である。地球上のあらゆる資源を使い尽くせば、人類は崩壊する。現在の資源は、あと数百年は保ちそうだが、現在の浪費が崩壊を早める可能性もあろう。

 資源浪費が、人々に戦争感情を持たせるようにしているのやもしれん。これは「間引き」という言葉で表されよう。人口調整が大戦争によってなされるということである(あるいは森林火災、大風、大地震、疫病、飢饉など)。

 無論、先の大戦でかなりの人々が虐殺されたとしても、現在の人口増大社会を観れば、とても「間引き」が達成したとは思えんし、再び「間引き」の恐れもあろう。

 日本の超法規も潜在的に改変されてしまうのである。故に、次の大戦争も避けられん瀬戸際にある。人類は、試行錯誤してこの危機を乗り越えねばならん(大量虐殺の歴史を繰り返さんように)。

 解決策は、問題が、資源の浪費であるならば、資源をつくる必要がある。まずは、乱伐採が続くアマゾンの森を回復しよう。森林開発による砂漠化を止めるために、開発後に更地となった場所に植林しよう。

 これで宇宙法界の怒りを止められるならば、これに越したことはあるまい。

 資源をつくりだすこと。これは、科学技術が発達した現在の人類ならば、得意として実行に移すことができるはずだ。

唐突だが、問題は、現在進行中である「SDGs」が重要な鍵であり、我々はその取り組みを評価していく必要があるのだ。

 

 

『立正安国論』

四、薬師経を挙ぐ

 

本文

 薬師経に云く「若(も)し刹帝利(せつていり)・灌頂王等の災難起らん時、所謂人衆疾疫(いわゆるにんしゅうしつえき)の難、他国侵逼の難、自界叛逆の難、星宿変怪(せいしゅくへんげ)の難、日月薄蝕(にちがつはくしょく)の難、非時風雨の難、過時不雨(かじふう)の難あらん」上已。

 

通釈

薬師経にいわく。もし、刹帝利(せつていり)・灌頂王等、いわゆる国主・為政者等の謗法によって災難が起こる時には、次のような七難がある。すなわち、民衆が大流行病によって悩まされる難、他国から侵逼される難、自国内の反乱の難、星宿が異変を起こす難、日月が薄蝕する難、季節はずれの暴風雨の難、時が過ぎても雨期に雨が降らぬ難等である。

 

語訳

薬師経

方等時の説法の一つ。

 

刹帝利(せつていり)

古代インドの四つの階級の一つで、王族を意味する。

 

灌頂王(かんちょうおう)

 大国の王のこと。古代インドでは、大国の王が位に登る時に、小国の王や群臣が四大海の水を汲んできて、大王の頭頂にそそいだことからこの名がある。

 

人衆疾疫の難

 悪質の流行病で多くの人が死ぬ難。

 

他国侵逼の難

他国から侵略される難

 

自界叛逆の難

内乱・同士討ちが起こる難

 

星宿変怪(せいしゅくへんげ)の難

星の運行に異常が生ずる難

 

日月薄蝕(にちがつはくしょく)の難

常ならざる日蝕・月蝕が起こり、また黒点など太陽の光が薄れる難

 

非時風雨の難

時節はずれの風雨が起こる難

 

過時不雨(かじふう)の難

大旱魃のこと。

 

浅井先生講義

 この七難の経文を鏡として、当時の世相を写し出すに、天変地夭・飢饉疫癘(ききんえきれい)はまさしく国主の謗法のゆえであること歴然である。すでに現われている五難を国主に深刻に認識させ、未だ現われざる他国侵逼・自界叛逆の二大災難を後文に強く御予言遊ばす御仏意(ごぶっち)を、よくよく拝すべきである。

 

五、再び仁王経を引く

 

 

本文

 仁王経に云く「大王吾(だいおうわ)が今化(いまけ)する所の

百億の須弥(しゅみ)

百億の日月

一一(いちいち)の須弥

に四天下(してんげ)有り。

其の南閻浮提に

十六の大国

五百の中国

十千(じっせん)の小国(しょうごく)有り。

 

其の国土の中に七(しち)の畏(おそ)るべき難有り

一切の国王是を難と為すが故に、云何(いか)なるを難と為す。

 

通釈

仁王経にいわく。

大王(波斯匿王(はしのくおう))よ、自分がいま教化するところの百億の須弥に百億の日月があり、一一(いちいち)の須弥に四州がある。その中の南閻浮提(なんえんぶだい)に

・十六の大国

・五百の中国

・十千の小国があるが、

 

それらの国土の中に七つの恐るべき難がある。

 

すべての国王はこれを難としている。どのようなものを難というのかと云えば、

 

語訳

大王

釈尊在世の舎衛国(しゃえいこく)の王であった波斯匿王(はしのくおう)のこと。

 

百億の須弥・百億の日月

須弥とは須弥山(しゅみせん)のこと。古代インドの宇宙観で、須弥山を中心に四天下があり、人類はその南閻浮提に住み、日月もまた須弥山を中心に運行するとしている。

 すなわち「百億の須弥・百億の日月」とは、このような世界が宇宙には無数にあるということである。

 

四天下(してんげ)

 須弥山の四方にある四州。すなわち

・東方の弗婆提(ほつばだい)、

・南方の閻浮提、

・西方の瞿耶尼(くやに)、

・北方の欝単越(うつたんのつ)

ーのこと。

 

 

南閻浮提(なんえんぶだい)

 人間の住する国土で、今日の全世界を意味する。

 

十六の大国

土地が広く、人口も多い国を大国という。当時インドには、大・中・小の国があり、特に大きい十六の国があった。

 

 

日月度を失い、

時節返逆(じせつほんぎゃく)し、

或いは

赤日出(しゃくにちい)で

二三四五の日出(ひい)で、

或’(あるい)は日蝕して光無く、

或(あるい)は日輪一重(いちじゅう)二三四五重輪(にさんしごじゅうりん)に現ずるを一の難と為すなり。

 

 

通釈

まず、太陽や月の運行が異常になり、あるいは高く、あるいは低く、あるいは遅く、あるいは速くなったりする。また寒暑の季節は逆になり、赤い太陽や黒い太陽が出たり、二・三・四・五の太陽が同時に出たり、あるいは不時の日蝕で光がなくなったり、あるいは太陽のまわりに一重・二・三・四・五重の輪を現ずるのが一の難である。

 

語訳

日月度を失い

太陽・月の運行が正常でなくなること。日寛上人の文段には「其の日の行度を失うとは、則(すなわ)ち或は高く、或は低く、或は遅く、或は速し等なり。所詮、常に異なるなり。二十八宿また復爾(またしか)なり、故に或は非処を出す等なり」とある。

 

赤日(しゃくにち)

太陽の色が赤く変ずること。

 

黒日(こくにち)

太陽の色が黒く変ずること。あるいは大黒点等か。

 

二三四五の日出で

太陽が同時に二、三、四、五と見えること。

 

日輪一重二三四五重輪

太陽の周囲に二重三重と輪環ができること。

 

●日輪とある。人気アニメーション作品『鬼滅の刃』には日輪刀が出てくるわけだが、関連性を感じざるをえまい。

日輪刀:斬首する事で不死身の人食い鬼を倒せる唯一の「武器」であることから、鬼殺隊の基本装備となっている(一部の隊士は「刀」以外の武器を持つ)。●

 

本文

二十八宿度を失い、

・金星

・彗星

・輪星

・鬼星(きせい)

・火星

・水星

・風星(ふうせい)

・刁星(ちょうせい)

・南斗(なんじゅ)

・北斗(ほくと)

・五鎮(ごちん)の大星(たいせい)

・一切の国主星

・三公星(さんこうせい)

・百官星(ひゃくかんせい)

ー是(か)くの如き諸星各各変現するを二の難と為すなり。

 

通釈

二十八宿星の運行が異常になり、

金星

彗星

輪星

鬼星

火星

水星

風星

刁(ちょう)星

南斗(なんじゅ)

北斗

五鎮(ごちん)

ーの大星・一切の

国主星

三公星

百官星等、

もろもろの星がそれぞれ異常を現わすのを二の難とする。

 

語訳

金星

この星に異変が生じると、飢饉などの不祥事が起こるという。

 

輪星(りんせい)

輪環(りんかん)をもった星。土星のことか。

 

鬼星(きせい)

二十八宿の一つで南方に居す。

 

火星

この星の異変は国土の災厄の兆という。

 

水星

この星の異変は水に関する妖災が起こるとされている。

 

風星(ふうせい)

配属については明らかではないが、八風を司どり、井(ちちり)(二十八宿の一つ)に宿れば、必ず風雨の変があるといわれている。

 

刁星(ちょうせい)

刁星とは、星雲の形が刁(銅鑼(どら)の一種)に似ているので名付けられた。

 

南斗(なんじゅ)

二十八宿の一つで、六星から成る。

 

北斗

七つの星が斗(ひしゃく)状に並んでいるので北斗七星という。

 

五鎮の大星(ごちんのたいせい)

太陽系の惑星である木星、火星、金星、水星、土星をいう。

 

国主星

日寛上人の文段には「国主を守る星等なり」とある。

 

三公星(さんこう)

 三公とは、周の制度において王を補佐する太師、太傅(たいふ)、太保(たいほ)をいう。北斗の柄の東と魁(ひしゃく)の西とに位置している形が三公を連想させるので名づけられた。

 

百官星(ひゃっかんせい)

 百官とは三公に対する語で、三公星の周囲に九卿(きゅうけい)星、上将(じょうしょう)星等百官の名前の星がある。

 

 

 

本文

大火国(たいかくに)を焼き万姓焼尽(ばんしょうしょうじん)せん、

或は、

・鬼火(きか)

・竜火(りゅうか)

・天火(てんか)

・山神火(さんじんか)

・人火(にんか)

・樹木火(じゅもくか)

・賊火(ぞくか)

ーあらん。

是(か)くの如く変怪(へんげ)するを三の難と為すなり。

 

通釈

大火が起こり、国を焼き万民を焼き尽くし、あるいは鬼火(きか)・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火が起こるであろう。このように変怪するのを三の難とする。

 

語訳

鬼火(きか)

鬼が衆生を怒って起こす悪火。日寛上人の文段には「鬼火とは、鬼の衆生を瞋れば悪火夜起る」とある。

 

●鬼が、鬼でない衆生を怒り、放火するのか。鬼の衆生を、鬼でない衆生が、鬼の衆生に対し瞋れば夜に放火されるということか。●

 

天火

天の怒りによって起こる火災。

 

山神火(さんじんか)

火山の爆発などによる火災か。

 

人火(にんか)

人の過失によって起こる火災。

●江戸時代の江戸における振袖火事が例として挙げられよう。●

 

樹木火(じゅもくか)

異常乾燥の時、自然に発火する火災。

●アメリカ合衆国内における山林火災は、年々エスカレートするばかりだ。●

 

賊火(ぞくか)

 賊の放火等による火災。

 

●「大火が起こり、国を焼き万民を焼き尽くし」とある。この部分は、「焼き尽くす」わけだから、核攻撃により国土焼失を顕わしているのか。人類の存亡に関わる、余程の災難であろう。●

 

本文

大水百姓を㵱没(ひょうもつ)し、

時節返逆して冬雨ふり夏雪ふり、冬時(とうじ)に雷電霹靂(らいでんへきれき)、

六月に

・氷霜雹(ひょうそうほう)を雨(ふ)らし、

・赤水(せきすい)

・黒水(こくすい)

・青水(しょうすい)

ーを雨(ふ)らし、

土山石山(どせんしゃくせん)を

雨らし、

沙礫石を雨(ふ)らす、

江河逆(こうがさかしま)に流れ山を浮(うか)べ石を流す、

是くの如く変ずる時を四の難となすなり。

 

通釈

大水が民衆を押し流し、寒暑の時期が逆になり、冬に雨が降り、夏に雪が降り、また冬に激しい雷が鳴り、六月に氷や霜や雹がふり、赤水・黒水・青水を降らし、土や石が降り積もって山となり、砂や礫(こいし)や石を降らす。また洪水で江河がさかさまに流れ、一面水びたしの中に山だけが残り、石も流れる。このように異変するのを四の難とする。

 

語訳

冬時に雷電霹靂

霹靂とは、激しく盛んに雷鳴すること。冬に猛烈な雷電が起こることは異常な現象である。

 

赤水(しゃくすい)・黒水(こくすい)・青水(しょうすい)

砂塵や火山灰などで、雨が赤・黒・青色になること。

 

江河逆(こうがさかしま)に流れ

大洪水等で河川が逆流すること。

 

●現在の日本においては、集中(ゲリラ)豪雨による洪水が頻発している。冬に雨が降り、夏に雪が降るという現象は見受けられんが、そのうち冬夏が逆転していく可能性があろう。近年の土石流は、被害の拡大を齎している。火山活動の活発化により石、礫などが降っている。江河が逆流するなどは、津波を表していると思える。●

 

本文

・大風(たいふう)

・黒風(こくふう)

・赤風(しゃくふう)

・青風(しょうふう)

・天風(てんぷう)

・地風(ちふう)

・火風(かふう)

・水風(すいふう)

ーあらん。

是(か)くの如く変ずるを五の難と為すなり。

 

通釈

大風が万民を吹き殺し、国土没・山河・樹木が一時に滅没し、時節はずれの大風や、

・黒風(こくふう)

・赤風(しゃくふう)

・青風(しょうふう)

・天風(てんぷう)

・地風(ちふう)

・火風(かふう)

・水風(すいふう)

ーが吹きまくるであろう。このような異変を五の難とする。

 

語訳

・黒風(こくふう)

・赤風(しゃくふう)

・青風(しょうふう)

ーは、巻き上げた砂塵(さじん)を運んでくる風。

 

・天風(てんぷう)

・地風(ちふう)

ーとは竜巻・旋風等の類。

 

・火風(かふう)

ーとは乾燥期の熱風。

 

・水風(すいふう)

ーとは、雨をまじえた強風。日寛上人の文段には「風の黒沙(こくさ)を吹く等なり。実には大風なることを顕わすなり。只これ天に吹き、地に吹き、火に吹き、水に吹く等なるべし」とある。

 

●近年アメリカ合衆国内での猛烈な竜巻はこれを顕わしているようだ。日本でも竜巻現象が起こっている。今後さらなるエスカレーションは避けられんのではないか。

 問題は、「大風が万民を吹き殺し、国土・山河・樹木が一時に滅没」の部分だが、国土・山河・樹木が一時に滅没とはどのような現象であろうか。隕石の地球衝突で一時に滅没であるならば、考えられることであろうが、如何か●

 

本文

天地国土亢陽(てんちこくどこうよう)し炎火洞然(えんかどうねん)として百草亢旱(ひゃくそうこうかん)し、五穀登(みの)らず、土地赫燃(とちかくねん)して万姓滅尽(ばんしょうめつじん)せん、是(か)くの如く変ずる時を六の難と為すなり。

 

通釈

 大旱魃が起きて、天地・国土が乾き熱せられ、炎のような熱い空気が大地から昇り、すべての草は枯れ、五穀は実らず、土地は焼けただれて万民は滅尽するであろう。このように異変する時を六の難とする。

 

語訳

亢陽

太陽が照り続き土地や大気が熱し切っているさまをいう。

 

炎火洞然(えんかどうねん)

熱した空気が、炎が燃え上がるように、大地から昇る状態。

 

百草亢旱

一切の草が乾燥してしまうこと。

 

五穀

米・麦・粟・黍(きび)・豆の五種の穀物。また穀物の総称。

 

土地赫燃

大地が高温に熱せられること。

 

●これも激しい言葉だが、「万民は滅尽」するという。人類滅亡の間際であろう。森林破壊が甚だしくなれば、これは避けられそうにない。そうなることが判っているとすれば、ここまで人類は無意識に突き進んでしまう可能性が高いということだ。●

 

本文

四方の賊来(きた)りて国を侵(おか)し内外(ないげ)の賊起(ぞくおこ)り、

・火賊(かぞく)

・水賊(すいぞく)

・風賊(ふうぞく)

・鬼賊(きぞく)

ーありて百姓荒乱(ひゃくしょうこうらん)し、刀兵劫起(とうひょうこうおこ)らん、是(か)くの如く怪(け)する時を七の難と為すなり」。

 

通釈

四方から他国の賊が来て国を侵(おか)し、また国内でも賊が起きて内乱となり、火賊・水賊・風賊・鬼賊があって民衆は混乱し、あたかも劫末(こうまつ)におこるような大兵乱が起こるであろう。このような異常が起こる時を七の難とする。

 

語訳

四方の賊

他国侵逼の難をさす。

 

内外の賊

内とは内親で父方の親類。外とは外戚で母方の姻戚をいう。いわゆる自界叛逆の難をさす。

 

・火賊(かぞく)

・水賊(すいぞく)

・風賊(ふうぞく)

・鬼賊(きぞく)

・火賊(かぞく)

・水賊(すいぞく)

・風賊(ふうぞく)

ーは火災・水害・風害等の災害に乗じて悪事を働く賊。

・鬼賊(きぞく)

鬼賊とは人さらいのようなものか。日寛上人の文段には「大火・大水・大風の便を伺う賊なり。鬼賊とは或は忽然(こつねん)として人失(にんしつ)等あり。和国の天狗等の所作の如きか」とある。

 

刀兵劫起(とうひょうこうおこ)らん

正法誹謗の罪により、劫末の刀兵劫に似た戦乱が起こるとの意。

 

浅井先生重要講義

●この章の、講義は重要である。地震がどのように起こるのかのメカニズムを仏法によって知ることができよう。●

 

 前の薬師経と同じく七難の文証である。薬師経の七難と仁王経の七難は、小異はあるがほぼ同じである。ことに未萠(みぼう)の二難について云えば、王経の「四方の賊来りて国を侵し」は薬師経の「他国侵逼の難」に当り、同じく「内外の賊起り云々」は「自界叛逆の難」に当る。

 さてここで、日月や星の異変について論ずるに、経文はいずれも日・月・星の異変を大難としている。すなわち金光明経には「彗星数(しばし)ば出で、両日並び現じ、薄蝕恒(つね)無く」とあり、大集経(だいしっきょう)には「日月明を現ぜず」とあり、薬師経には「星宿変怪の難・日月薄蝕の難」とあり、この仁王経には「日月度を失い、乃至二三四五の日出で」とある。

 およそ地上の生物で、太陽や月の影響を受けないものはない。いや、生物のすべては日月によってその生命を維持しているのである。人体のもろもろのリズムも日月に支配されている。生物ばかりではない、火山の爆発・地震・気象に至るまで、地球上のすべての現象は日月の影響下に置かれている。かく見れば日月や星の異変が人間社会に重大な影響を及ぼすことはまことに大きい。ゆえにこれを第一の大難とするのである。

 

 ただし世人は、日・月・星が地上に影響を与えることは理解しても、日・月・星が人心により異変することを知らない。

 前に述べたように、大宇宙の微妙密接な関係を相互に持つ一大生命体である。その中で日月は天界の生命活動をしている当体である。よって一国人心が地獄を現ずれば、日月はそれに感応し種々の異変を生ずるのである。

 

 地獄とは何か、詮じつめて云えば、三大秘法を憎む心強きを名づけて地獄という。

 されば、「法華取要抄」には、当時起こった両日の並現、明星の並現、あるいは日月の種々の異変の原因につき、これ大聖人を流罪・死罪に処した一国謗法のゆえと断じ

「我が門弟之を見て法華経を信用せよ。目を瞋(いか)らして鏡に向え、天瞋(いか)るは人に失(とが)有ればなり。二の日並び出るは一国に二(ふたり)の国王並ぶ相なり、

 

 

王と王との闘諍なり。星の日月を犯すは臣・王を犯す相なり。日と日と競い出るは四天下一同の諍論なり、明星並び出るは太子と太子との諍論なり」

ーと仰せられ、この凶兆が、再往は広宣流布の先兆なることを断定せられている。

 まことに一見無関係に見える日・月・星との人心の相関、これを説き切った仏法こそ、まさに宇宙を貫く大法則というべきである。

 

●人心が地獄界を現ずると、諸天善神の怒りを齎して世界を地獄界としてしまうこと心肝に染めるべきであろう。●

 

 

●は小生

 

 

「トランプ勝つと自由と民主主義終わる」 日米首脳会談でバイデン氏

 


朝日新聞Digital

 

 戦争が止められず、さらなるエスカレーションが発生していることからすれば、暴言王トランプ大統領が合衆国に立つことは避けられそうもあるまい。

問題は、そこにある。第三次世界大戦の入り口にある今般。今回の日本の首相の訪米による合衆国民主党のパフォーマンスは、合衆国共和党の火に油を注ぐことにもなりかねん。それは、暴言王大統領が立った時に、日本に降りかかる災難となる可能性もある。極めて危険なパフォーマンスであったと言わざるをえまい。

 無論、民主党政権で戦争が止められるならば、日本の災難はそこで止まるだろうが、今後のアジア諸国の不穏は、暴言王大統領の登場によってどのようになるのかわかるまい。そのくらい、感情を逆なでするパフォーマンスとなってしまったのではないか。スタンディングオーベーションに立たなかった議員の心境いかばかりか、察し方がよい。怒りが齎される可能性大だ。

 

立正安国論

六、再び大集経を引く

本文

 大集経に云く「若(も)し国王有つて無量世(むりょうせ)に於て施戒恵(せかいえ)を修すとも、我が法の滅せんを見て、捨てて擁護(おうご)せずんば、是くの如く種(う)ゆる所(ところ)の無量の善根(ぜんこん)悉く皆滅失して、其の国当(まさ)に不祥の事有るべし。

 

通釈

大集経にいわく。

もし国王があって、過去無量の世において、布施・持戒(じかい)・智慧(ちえ)等の六波羅蜜(ろくはらみつ)の修行をしても、我が正法(三大秘法)の滅せんとするのを見て、捨て置き、守ろうとしなければ、過去世に修行して種(う)えてきた無量の善根はことごとく滅失して、その国にまさに三つの不祥事が起こるであろう。

 

語訳

大集経に云く

大集経虚空目分中護法品(だいしっきょうこくもくぶんごほうぼん)第九の文。日寛上人の文段には「第二十五[十四紙]に出たり、これ肝要の文なり」とある。

 

無量世

 生まれてからとは、この生死を無量に重ねること。

 

施戒恵(せかいえ)

六波羅蜜の修行の中の、布施・持戒・知恵のこと。

 

本文

一には穀貴、二には兵革、三には疫病なり。一切の善神悉く之を捨離せば、其の王経令すとも人随従せず、常に隣国の侵嬈(しんにょう)する所と為らん、

 

通釈 

一には穀貴

二には兵革

三には疫病

ーである。

 

そして、このような時には一切の善神もことごとくその国土を捨て去るから、その王が教令しても国民は随従(ずいじゅう)せず、また常に隣国の侵略を受けるであろう。

 

語訳

穀貴

ききん等により穀物の値段が騰貴すること。今日に当てはめれば経済変動・経済崩壊を指す。

 

兵革

戦争のこと。

 

疫病

悪質な流行病が広く蔓延すること。

 

教令

命令・教化の意

 

侵嬈

他国に攻め込み、思うままに振舞うこと。

 

本文

暴火横(ぼうかほしいまま)に起り、悪風雨多く、暴水増長して人民を吹漂(すいひょう)し、内外の親戚其れ共に謀叛せん、其の王久しからずして当に重病に遇い、寿終(じゅじゅう)の後大地獄の中に生(しょう)ずべし、

 

通釈

大火災はほしいままに起こり、悪風雨が多く、大洪水は人民を押し流し、王の内外の親戚も謀叛をするであろう。そして、その王も間もなく重病に遇い、命おわって後、大地獄の中に生ずるであろう。

語訳

暴火横(ぼうかほしいまま)に起り

暴火とは大火。横(ほしいまま)とは原因不明のままあちこちで起こること。

 

内外(ないげ)の親戚

父の親類を内親といい、母の親類を外戚(がいせき)という。

 

重病に遇い

肉体の重病だけではなく、国土としての当治力を失うこともこれに当る。

本文

乃至(ないし)王の如く夫人(ぶにん)・太子(たいし)・大臣・城主・柱師(ちゅうし)・郡守(ぐんしゅ)・宰官(さいかん)も亦(また)復(ま)た是(か)くの如くならん」上已。

 

通釈

王のごとく、夫人、・太子・大臣・城主・柱師・郡守・宰官もまたまた同じような運命になるであろう。

 

語訳

柱師(ちゅうし)

村主・将師(しょうすい)のこと。

 

浅井先生重要講義

 

 この文は三災(穀貴・兵革・疫病)の文証である。

 およそ国主たる者は、過去の修徳のゆえにその福運をもって生まれたものであるが、もし仏法の滅せんとするのを見て、捨ておいて守らなければ、その国主はたちまちに福運を失い、国に三災が起こるのである。

 「我が法」とは元意は三大秘法である。この国に下種の御本仏出現し、邪法の怨嫉を受けるを見ながら、擁護(おうご)どころかかえって流罪・死罪・にした当時の日本が、三災の現罰を味ったのは当然である。

 およそ仏法有縁(うえん)の国の国主たる者は、正法を擁護する義務を有するのである。これを以って思うに、大聖人御入滅後、正系門家において大事の御遺命まさに滅せんとするを見て、捨てて擁護しようとしない者は、また功徳を失うこと疑いなきところである。

 

●国主がこの三大秘法を擁護する義務を有するとなれば、現在の天皇陛下あるいは、内閣総理大臣が法を擁護する義務を有するということになる。現在の世相を見ると、政治は大混乱して経済は低迷。擁護しない罰が次々と起こっているような気がするのであるが如何か。●

 

七、四経の明文により災難興起を結す

 

本文

 夫(そ)れ四経(しきょう)の文朗(もんあきら)かなり、万人誰(ばんにんたれ)か疑わん。

 

通釈

以上のごとく、四経(金光明経・大集経・仁王経・薬師経)の文証はまことに明瞭である。万人誰かこれを疑うであろうか。

 

語訳

四経

先に文証として挙げた金光明経・大集経・仁王経・薬師経のこと。

 

本文

而(しか)るに盲瞽(もうこ)の輩(やから)迷惑の人(にん)、妄(みだり)に邪説を信じて正教(しょうきょう)を弁(わきま)えず、

 

通釈

しかるに盲目で邪正に迷う者は、みだりに邪説を信じて、正しい教えが何んであるかを弁(わきま)えない。

 

語訳

盲瞽(もうこ)の輩(やから)

盲も瞽も盲人の意。ここでは仏法の正邪をわからない人に譬(たと)える。

 

●米国ハリウッド映画に、キアヌ・リーヴス主演の陰謀の(?)『マトリックス』シリーズ3部作がある。第3作めの「レボリューション」で主役「ネオ」は現実世界でエージェントスミスに取り憑かれた者に目を潰されて盲目になるシーンがある。

この世の全てを悟ったネオであったが、まだ悟りが足りなかったために盲目となってしまったようである。

ここからは陰謀論だが、再生可能エネルギーの普及を喜ばないのは、エネルギーを地下から採掘をしている国家である。

エネルギーが輸出できなければ、儲けはなくなる。

ゆえに、経済制裁をするのであれば、再生可能エネルギーを普及拡大すればよい。

この映画の1作目は、再エネ利用の人類は太陽エネルギーを地上にもたらさないようにして機械の暴走を止めようとした。そうして皮肉にも人間がエネルギー源となって、機械に支配されるのである。

 この映画、再エネの印象を悪くしているが、エネルギーで経済を立てている国家にとっては、好印象となろう。

その国は、どこか。そのために膨大なエネルギー資金が入るために、戦争継続はエスカレーションしているのではないのか?

再エネを悪く云う輩(やから)は、まさしく戦争を支持している者と何ら変わらんのだ。

 

地下資源の枯渇は大戦争を生む。

 

再生可能エネルギーは未来を救う。これ以上、戦争を拡大させるのだけは勘弁願いたいものだ。●

 

迷惑の人

仏法の道理に迷い惑う人。

 

 

本文

故(ゆえ)に天下世上・諸仏衆経に於(おい)て捨離(しゃり)の心を生じて擁護(おうご)の志無(こころざしな)し、仍(よっ)て善神聖人国(ぜんじんしょうにんくに)を捨て所(ところ)を去る、

 

通釈

ゆえに一国あげて弥陀念仏(みだねんぶつ)のみを恃(たの)んで、諸仏や衆経に対して捨離の心を生じて擁護の志がない。よって、善神・聖人は国を捨て所を去り、

 

本文

是(ここ)を以(もっ)て悪鬼外道(あっきげどう)災を成し難を致(いた)すなり。

 

通釈

このため悪鬼外道が災難を起こすのである。

 

語訳

悪鬼とは六道の中の餓鬼道に住し、人の生命力を衰えさせ、思考の乱れを起こして、正法の修行を妨げる。外道とは、仏法を信じない邪悪の人をいう。

 

●は小生●

 

 日本の未来がヤバい…ノーベル賞科学者・山中伸弥が暴露する科学界の「驚きの実態」と「ユニーク」が一番大事と語るワケ

 

 

 

日本の未来がヤバい…ノーベル賞科学者・山中伸弥が暴露する科学界の「驚きの実態」と「ユニーク」が一番大事と語るワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース 想像を絶する速度で進化を続けるAI。その存在は既存の価値観を破壊し、あらゆる分野に革命をもたらしている。人知を超えるその能力を前に、人類はどう立ち向かうべきなのか。 それぞれの分野の最先端を歩リンクnews.yahoo.co.jp

 

現代ビジネス

 

 

 日本は滅びに入っている。国のやることも、あらゆることも国を傾けさせる力となる。

この記事が見事に証明していよう。

 

 小生は、二十年以上はるか昔、基礎研究が大事と説いたが、国は応用に傾きこのような結果をもたらした。

 滅び去る国の顛末。判っているなら今からでも遅くはあるまいに。

 

第三段 正法を誹謗する由来を示す

第一章 仏教繫盛を以て難詰す

 

本文

 客色(きゃくいろ)を作(な)して曰く、後漢の明帝(めいてい)は金人(こんじん)の夢を悟って白馬の教を得、上宮太子(じょうぐたいし)は守屋の逆を誅(ちゅう)して寺塔(じとう)の構(かまえ)を成す、

 

通釈

 客は顔色を変えていった。

 中国の後漢の明帝は夢に金人(こんじん)を見、その意味を悟って、印度から仏教の伝来を得た。また日本の聖徳太子は仏教に反対する守屋を誅(ちゅう)して多くの寺塔を建てている。

 

語訳

客色(きゃくいろ)を作(な)して曰く

 顔色を変えて問詰すること。日寛上人の文段には「既に上段に四経の文を引き已(おわ)って、結して『天下世上、諸仏・衆経に於て捨離の心を生ず』という、故に客色を作して問難するなり」とある。

 

後漢の明帝

後漢の第二代、顕宗孝明皇帝(けんそうこうめいこうてい)をいう。

 

金人(こんじん)の夢を悟って

永平二年に、明帝が金人の貴人が庭に飛行するのを夢に見て、翌朝群臣に問うた。太史傅毅(たいしふき)は西域(印度)に仏図(ふと)(仏陀)という聖者がいる、陛下の夢にみたのはその人でしょう、と答えた。そこで帝(みかど)は王遵(おうじゅん)等の十八人を西域に遣わし、仏法を求めた。その後、印度の僧・摩騰迦(まとうか)・竺法蘭(じくほうらん)の二人が経巻を白馬に載せて皇帝に献じたという。したがって、「白馬の教」とは仏の経典という意味である。

 

上宮太子(じょうぐたいし)

 聖徳太子のこと。南殿の上宮に居住していたので上宮太子と呼ばれた。

 

守屋の逆を誅(ちゅう)し

 守屋とは物部の守屋のこと。第三十代欽明天皇の御代に初めて仏法が日本に渡来して以来、神道を立てる物部と、仏法を信奉する蘇我氏との間に争いが起こり、国内に災害が続出した。

 第三十二代用明天皇崩御のあと、物部の守屋と聖徳太子および蘇我の馬子との決戦になり、太子は守屋を打ち破って日本の仏教を確立し、国家を安泰ならしめた。

 

寺塔(じとう)の構(かまえ)を成す

聖徳太子が寺や塔を建立したことをいう。

 

本文

爾(しか)しより来(このか)た上一人(かみいちにん)より下万民に至るまで、仏像を崇め経巻を専(もっぱら)にす。

 

通釈

それより以来我が国においては、上は天皇を始め下は万民に至るまで、ひたすら仏像を崇(あが)め経巻を拠りどころにしてきたのである。

 

本文

然(しか)れば則(すなわ)ち叡山・南都(なんと)・園城(おんじょう)・東寺(とうじ)・四海(しかい)・一州(いっしゅう)・五畿(ごき)・七道(しちどう)・仏経(ぶつきょう)は星の如く羅(つら)なり、堂宇(どうう)は雲の如く布(し)けり。

 

通釈

されば、比叡山・南都・園城・東寺はもちろん、四海・一州・五畿・七道すなわち日本国中のいたるところに、仏像・経巻は星のごとく連なり、寺院は雲のように建ち並んでいる。

 

語訳

比叡山・南都・園城・東寺

 ・叡山は伝教大師が桓武天皇の御代・延暦七年に開いた比叡山延暦寺のこと。

 ・南都とは、東大寺・興福寺・元興寺・大安寺・薬師寺・西大寺・法隆寺の奈良の七大寺をいう。奈良は平安京の南に位置するので南都という。

 ・園城とは、琵琶湖の西岸・大津にある三井寺のこと。

 ・東寺とは、教王護国寺ともいい、古義真言宗東寺派の大本山のこと。弘仁十四年(823年)に嵯峨天皇が空海(弘法のこと)に授けた。

 

四海・一州

日本国中ということ。

 

五畿

京都を囲む五ヶ国、すなわち山城・大和・河内・和泉・摂津をいう。

 

七道

 東海・東山・北陸・山陰・山陽・南海・西海の七つの街道または七つの地方をいう。

 

仏経

ここでは仏像と経巻との意。

 

堂宇

堂は仏像を安んずるところ、宇は経論を置くところ。

 

本文

鶖子(しゅうし)の族(やから)は則(すなわ)ち鷲頭(じゅとう)の月(つき)を観(かん)じ、鶴勒(かくろく)の流(たぐい)は亦(また)鶏足(けいそく)の風(ふう)を伝(つと)う。

 

通釈

そして、舎利弗の流れを汲む人々は観法の修行怠りなく、また鶴勒(かくろく)の流れを汲む者は厳格に教法を今日に伝えている。

 

語訳

鶖子(しゅうし)の族(やから)

 鶖子とは舎利弗のこと。目が鶖(う)に似ていたからこう呼ばれた。「鶖子の族」とは観法を尊ぶ流派を総称している。

 

鷲頭(じゅとう)の月(つき)を観(かん)じ

鷲頭とは、霊鷲山(りょうじゅうせん)の頂のこと。すなわち観念観法にふけること。

 

鶴勒(かくろく)の流(たぐい)

鶴勒(かくろく)とは、付法蔵の第二十三鶴勒(かくろく)夜那(やな)のこと。「鶴勒(かくろく)の流(たぐい)」とは、鶖子の族の観法に対し、教法を尊ぶ流派の総称。

 

鶏足(けいそく)の風(ふう)を伝(つと)う

鶏足とは、インドの鶏足山(ざん)のこと、付法蔵の第一である迦葉(かしょう)が、この山の洞窟に入定(にゅうじょう)して以来、二十四人により正しく教法が伝えられ、その伝統は今に崩れないとの意。

 

 

本文

誰(たれ)か一代(いちだい)の教を褊(さみ)し、三宝(さんぽう)の跡(あと)を廃すと謂(いわ)んや、若し其の証(しるし)有(あ)らば委(くわ)しく其の故(ゆえ)を聞かん。

 

通釈

このような仏教隆昌(りゅうしょう)の姿を見て、誰が釈尊一代の教えを軽んじ、仏・法・僧の三宝が廃れてしまったといえようか。もしその証拠があるならばくわしくその理由を聞きたいものである。

 

語訳

一代(いちだい)の教を褊(さみ)し

釈尊一代の教を卑しめ軽んすること。

 

三宝(さんぽう)の跡(あと)を廃す

三宝とは仏法僧のこと。すなわち仏法が滅ぶこと。

 

浅井先生講義

 第三段の問答は、仏法の中の破法の相を示して亡国の義を証するのである。

「客色を作して」とは、前段で主人が「天下世上、諸仏衆経に於て捨離の心を生ず」というのを聞き、日本国中いたるところで仏像は崇められ、経巻は読まれている。また寺院はけんらんと建ち並び、僧侶は立派である。これほど仏法が興隆しているのに、どうして主人はそのようなことをいうのかと強く反撥したのである。

 仏法の邪正を知らぬ客は、ただ多数の寺院、多くの僧侶を見て、それが仏法の繁昌と錯覚している。しかし仏法は外部の悪人によって破壊されるのであはない。仏弟子をよそおった悪侶・魔僧が仏法を破壊(はえ)し、大衆を悪道に堕とし、国を亡ぼすのである。

 

 ●法華経を誹謗して国を亡ぼしたは、鎌倉幕府である。神を主とし、仏を従とした大日本帝国は、第二次世界大戦に破れ、滅んだ。これも仏法(法華経(正法))を破壊した諸天善神の怒りをまともに受けた罰である。●

 

お金は優れたる宗教的価値のある穢れを内包した人間が生み出した洗脳だ。

 

遂に公開

禍をもたらす扉を閉めるプロジェクト


 

あらゆることは仏法よりこと起こること

主催 みどりの森

みどりの森公式ホームページ