最初のページから風景や風の匂い、話し声、生活音がリアルに感じられる文章途中で止めることができず、話の展開にどんどん惹き込まれる52ヘルツのくじらの話が出た場面でもう涙がでてきました自分を心から大事にしてくれた人との別れは意表をつかれた真相があってどんどん話は複雑になるけれど、時間の流れとともにスルスルと周りの人の存在で解かれていきますけっして楽観的ではなく、現実的な視点もきっちりと描かれてのラスト2年後へ向けて…