企業さまからのご依頼で
キャリアカウンセリングを実施する機会が多くあります。
実はこれは結構落とし穴…
企業のご担当者様はご注意下さい。
従業員の方はこんな風に感じている可能性があるのです。
今まで100名以上のジョブカード作成に携わって来ましたが
殆どの従業員の方々は
ジョブカード作成を負担に思い
やらされた感や、会社に対しての不信感をお持ちの方が多いです。
だから
最初はカウンセリングに対しても
ネガティブな思いから始まります。
カウンセラーに対しての警戒心というか…
「何で自分が？」「何か問題あるのだろうか？」
「どうして自分がキャリアカウンセリングを受けなくてはならないのか？
ちゃんと説明もしてくれないし、不安でたまらなかった…」
この前のクライアントさん、40代の男性はそのように思っていらっしゃいました。
ただ受けなさい…だけだったとのこと。
まあ、無理もありません。指示した会社側の方々も
実はカウンセリングを受けた経験のある方は少ないので、説明も難しい…
まだまだ日本はカウンセリングに対して
認知度が低く、
何か精神疾患があるからカウンセリング…
心が弱いからカウンセリング…と
思っている方少なくありません。
キャリアカウンセリングも同様です。
そんな方には
まずカウンセリングを受けることの意味、意義についてお話します。
これからこの会社で皆さんがより力を発揮するために何ができるか
そのための支援がカウンセリングです！
また会社側の期待など…
そうすると皆さん、ちょっと嬉しそうな表情に。
私たちは（今現在）出来ていることに対しては出来て当たり前の感覚になっています。
しかし、それが出来るようになるにはかなりの努力をされています。
新しい仕事を覚える時なんかそう。
新しいヒトとの出会いの機会や、新しい部署での仕事を始める時もそう。
そんな今までのご本人さえ忘れてしまっている努力に対して
アクノレッジメント（承認）し、
その時のスキルをこれからなりたい自分になるためにどう活かすか…
そのようなお話しをします。
すると
だんだんと最初は不安げ（中には反抗的な態度の方も）な表情が
和らぎ、笑顔に変化していきます。
どんどんお話をして気づかれていくのです。
仕事以外の話もいいですか？実は…
会社の人間関係で、誰にも言えなくて悩んでいたんですけど…
誰にも話せなかったことをお話しして
自分の中でどんどん気づいていきます。
自分自身へのアクノレッジメントができるようになると
周りに対してもできるようになります。
これは組織の活性化には欠かせません。
先日もある会社様のキャリアカウンセリング
社長がこのようなことを言ってくださいました。
従業員がみんな、カウンセリングが終わって
ニコニコして降りてきました（2階で実施したからね）
顔がスッキリして、仕事に対してがぜんやる気になっていました！
カウンセリングってすごいですね！！と。その会社の社長様より。
きっとその方は
これからも 会社のために、そして自分の幸せのために
自分の能力を発揮してくださることでしょう。
そんな笑顔に今日も感謝。
その笑顔を見たいから
私はカウンセリングをしています♡