わたしが摂食障害になったのは
わたしが29歳くらいの時
ダイエットがきっかけでした
29歳が発症っていうと
遅い方なのではないかな
摂食障害を回復させるために通っていたところは
10代から摂食障害になっている人がほとんどでした
そしてわたしは過食のみ
吐くことができない摂食障害でした
ダイエットしたのに過食
その罪悪感から
次の日は絶食
毎日2時間のウォーキングは
太ることへの恐怖から欠かせなくなりました
Big smile mamaカウンセラーのさやかです
半年くらいのダイエットで10kgくらい痩せました
痩せていくときは嬉しかった
だけど
目標体重に達した時
全然幸せでなかったのを覚えてます
痩せることが目的だったのに
痩せてもとても虚しかった
その後突然過食が始まって
ものすごい量の食べ物を
無心で無我夢中で食べていた
食べ物を口に突っ込んでいる間
あまりにあっという間の出来事で
この大きな大きな衝動を
「止めよう」と思うこともできなかった
「なんで食べちゃうの!!」
と親に言われたときは
この衝動の説明のしようのなさに
言葉が見つからず何も言えなかった
その時から
もう15年くらい経つけれど
振り返ってみて今思うことがあって
あの時わたしは
過食の衝動をコントロールしようとして必死だった
でもできない
食べることを抑える
そんな簡単なことできなかった
過食したら次の日絶食
いつ過食の衝動が起こらないかビクビクして
「普通」に食べることができなくなって
そしてそんな自分がバレないように
「普通」を装うのにも必死だった
わたしは
感情をコントロールをしようと必死だったんだな
無我夢中で食べていたのも
感情を感じるのが怖すぎたから
「普通」を装おうことに必死だったのも
「普通」じゃなくなった自分を認めるのが怖すぎたから
「なんで食べちゃうの!」と言われた時
言葉が見つからなかったんじゃない
あまりに自分を責めていたから
それを感じないようにしていたんだ
本当にわたしに必要だったのは
過食をコントロールすることではなくて
感情はこの過食の衝動ほどの力がって
そんなに簡単にコントロールなんてできないんだよ
ってこと
コントロールなんてできないの
なのに
自責してることにさえ気付かないくらい
鈍感になってしまって
「普通」じゃないのに「普通」を装おうことで
自分を隠して
隠すってコントロールしてること
わたしの摂食障害は
こんなことをわたしに教えてくれていたんだって思いました
もうコントロールしないで
もう感じさせて
怖い
助けて
苦しい
寂しい
抑え込まないでいっぱい感じさせて!って
悲鳴を上げていたのだなって思います
その後わたしは結婚して出産して
育児でまた
「怒りをコントロールできない」自分に猛烈に悩み始めます
まだまだコントロールから抜け出せない
不安や苦しみ寂しさ
感じる方が怖くって
瞬時に蓋をしてしまうから
すぐなんでもないような「普通」の顔をしたくなるから
だけど過食の症状はもう10年以上出ていなくて
身体的にも精神的にも楽になりました
わたしの過食経験はほんの数年
だけど
摂食障害って
何かしらのサインがあるのかなって思います
あの頃のわたしと同じように
誰にも言えず一人で抱えていたり
こんな自分バレたくないと怖がっていたりして苦しかったら
いつでも打ち明けてくださいね
最後までお読みいただきありがとうございました
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