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一億円の犬(佐藤青南)
2023年11月15日
実業之日本社
337ページ
この犬さえいれば、人生勝ち組――
人間の欲望と犬の純真が交差したとき、噓・罪・謎が加速する。
疾走感No.1作家が放つ、傑作サスペンス!
六本木のセレブ妻という設定で、SNSにマンガ〈保護犬さくら、港区女子になる〉を投稿している梨沙。ある日、出版社の編集者から書籍化のオファーが来る。動画サイトで人気になれば億単位の収入も夢ではないという。年収一億円を夢見る梨沙は大胆な行動に出るが、想定外の“事件”に巻き込まれ……。
殺人者は誰か、噓をついているのは誰か? 一度読みだしたらページをめくる手が止められない、疾走感満点の傑作長編ミステリー!
著者について
1975年長崎生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第9回『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞を受賞し、2011年同作でデビュー。2016年『白バイガール』で第2回神奈川本大賞を受賞。ドラマ化された〈行動心理捜査官・楯岡絵麻〉シリーズのほか〈ストラングラー〉シリーズ、〈お電話かわりました名探偵です〉シリーズ、『犬を盗む』『残奏』など著書多数。
初めて読む作家さんです
読みやすかったです
SNSでなりたい自分像を
装う
って
あるのかもしれないんですね
読んでいて
ハラハラのし通しでした
重大事件が深刻ではなくて
軽いタッチで物語が進んでいくので
読みやすいんですが
わたしには物足りなかったです
もう少し重厚なタッチのものの方が
好きです
ただ
ハラハラさせられたいろんなことが
回収されての最後は
物語としてはとても良い感じで
読後感が良かったです
ジェットコースターサスペンス
ってのを
読みたくなったら他の作品にも
手を出すかもしれないです