沢田研二さん主演ドラマなので録画していました。

内容を全く知らずに見ました。

 

 

1983年/カラー/95分(TV作品)〈デジタル上映〉
制作/フジテレビ、テレパック

製作:重村一 企画:中山和記 監督:大林 宣彦 脚本:早坂暁 撮影:江本隆 照明:菱山勇 美術:天野信夫 編集:水野幸夫 録音:増田秀見 音楽:前田憲男

出演:沢田研二 大竹しのぶ 泉谷しげる 風吹ジュン 財津一郎 小川真由美 トロイ・ドナヒュー

 

大林宣彦はあの『時かけ』の公開直後にアメリカと日本、両国のヒバクシャを通して、原爆と戦争の不条理を描いていたのだ。
先ごろ惜しくも急逝した脚本家・早坂暁が、代表作『夢千代日記』と時を同じく原爆を題材に書き上げたシナリオであることも興味深い。
映像の魔術師と呼ばれた合成技術を駆使して、終戦直後の原爆ドームや焼け野原となった広島市街の惨状をフルカラーで再現している。冒頭とラストには尾道で撮影した無人島の風景も登場する。

原爆投下から58日目、日系アメリカ兵のケン・オータは姉・ナオミの消息を探しに広島

 

に入り、爆心のバラック街で右腕にケロイドを負ったヒバクシャの女性、ケイ子と出会う。
「あんたたちがピカを落としてこうしたんよね」と焼けただれた腕をケンに突き出す。
ケイ子は原爆で両親を失い、原爆症で寝たきりの弟と暮らしていた。ケンはケイ子と弟に東京の大きな病院に診てもらうことを勧める。
ケンは日系人収容所に収容され、二つの祖国に揺れながら裏切り者の汚名を返上するために出兵志願したアメリカ兵だった。
そしてもう一人、ナオミ・オータを探すアメリカ兵ジョン・ローチがいた。休暇中の一週間、ひたすらに広島の焼け野原を歩き回って…。

東京・新橋の闇市。ケンは姉ナオミに瓜二つの女性と出会う。闇市を取り仕切る尾田組の女組長・ユキ子だった。
ケンの上官として闇市で再会したジョンはユキ子を見て目を疑う。かつての恋人・ナオミの美しい横顔とそっくりだったからだ。
ジョンとナオミは戦争が始まる前のロサンゼルスでモダンダンスのパートナーとして出会い、結婚を誓い合っていたがその約束は戦争によって引き裂かれてしまったのだ。

ケンは闇市で知り合った復員兵・秋本に誘われて進駐軍相手のジャズクラブでシンガーとして歌い始める。ケイ子もまた弟の治療のため、東京にやって来た。
ケンは再会したケイ子と恋に落ちるが、ケイ子はピカ(原爆)に汚された自分の体を憂う一方で原爆を投下した相手国の国籍を持つケンを好きになることをためらう。
そんな時にケイ子の弟がこの世を去る。絶望の中でケンとの愛に救われ結婚を決意するが、ケイ子もまた結婚式の最中に白血病で倒れてしまう。

日米の間で、そして戦争の連鎖に引き裂かれる悲恋の行方は―。

https://o-ff.org/2018/prg3-3.html


尾道映画祭HPより

 

今日は終戦記念日ですね。

戦争の悲劇を描いた作品の放送が

多いですね。

戦争は絶対にいけません。

強く思います。