☆父からの手紙(小杉健治)☆
2006年3月20日
光文社文庫
2003年7月
NHK出版
423ページ
内容(「BOOK」データベースより)
家族を捨て、阿久津伸吉は失踪した。しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。十年が経ち、結婚を控えた麻美子を不幸が襲う。婚約者が死体で発見され、弟が容疑者として逮捕されたのだ。姉弟の直面した危機に、隠された父の驚くべき真実が明かされてゆく。完璧なミステリー仕立ての中に、人と人との強い絆を描く感動作。
(アマゾンより)
ブックオフに行くたびに
目について気になっていた作品です。
先日やっと買いました。
初めて読む作家さんです。
長編だけど長さを感じなかったのは
読みやすかったということでしょうね。
終盤の父親からの手紙
胸に響きました。
読んでいる途中で
朝日新聞に広告が出ました。
ずいぶんなロングセラーなんですね。
6月14日
「流転の海」
も父親を描いたもの
この作品も
父親を描いたもの
今日図書室で前から気になっていた本が
たまたま返却されていて
借りることが出来たんですが
それもたぶん父親を描いたもの。
重松清「ひこばえ」です。
初めて読む作家さんは
読んだ一作目で印象が決まることが多いです。
解説に
「父と子の旅路」
「水無川」
のことが出ていました。
読んでみたいです。