☆あなたの愛人の名前は(島本理生)☆

 

2018年12月20日

集英社

 

220ページ

 

 

内容紹介

直木賞受賞第一作!
すれ違う大人の恋愛を繊細に描く、全六篇の作品集。

「あなたは知らない」……私を「きちんと」愛してくれる婚約者が帰ってくる前に、浅野さんと無理やり身体を離して自宅までタクシーでとばす夜明け。ただひたすらに「この人」が欲しいなんて、これまでの人生で経験したことがない。

「俺だけが知らない」……月に一、二回会う関係の瞳さんは、家に男の人がいる。絶対に俺を傷つけない、優しく笑うだけの彼女を前にすると、女の人はどれくらい浮気相手に優しいものなのか、思考がとまる。

同じ部屋で同じ時を過ごしていながら、絶望的なまでに違う二人の心をそれぞれの視点から描いた1対の作品。他の収録作品に「足跡」「蛇猫奇譚」「氷の夜に」「あなたの愛人の名前は」など。

【著者略歴】
島本理生(しまもと・りお)
1983年生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。2003年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。2015年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。2018年『ファーストラヴ』で第159回直木三十五賞受賞。『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『よだかの片想い』『イノセント』『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』など著書多数。

内容(「BOOK」データベースより)

二人の心をそれぞれの視点から描いた一対の作品。すれ違う大人の心情を繊細に描く全6篇の作品集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

島本/理生
1983年生まれ。2001年「シルエット」で第四四回群像新人文学賞優秀作を受賞。2003年『リトル・バイ・リトル』で第二五回野間文芸新人賞を受賞。2015年『Red』で第二一回島清恋愛文学賞を受賞。2018年『ファーストラヴ』で第一五九回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

さらりと一日で読みました。

好きな作家さんです。

わたしの年齢もあるのか

この6篇は響く年齢がもっと

若い世代かなという感じがしました。

短編だから物足らない感じでした。

 

 

島本理生さん作品読書記録

 

2018年

 

一冊目
Red
読者の対象年齢は40代かなって感じますが、
還暦のわたしでも十分な読みごたえがありました。
官能小説となっているだけあって、
たしかに刺激的な描写がありますが、
全般的に奥深くて主人公の感情が良く伝わってきました。
 
 
二冊目
ナラタージュ
すごく深くて、こんな気持ちになれる恋愛があるんだな・・・
夢中で読みふけりました。

 

 
 
三冊目
ファーストラブ
 
2019年
 
四冊目
よだかの片想い
特別なストーリーはないし
すぐに内容も忘れてしまうと思うのですが、
感情移入しながら読書に没頭している時間が素敵でした。
 
 
今日はまた主人と二人で図書室へ行きました。
読みたい本リストにあげていた本がありました。
うれしい気持ちです。