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☆ほかならぬ人へ(白石一文)☆

「かけがえのない人へ」収録

平成25年1月20日
祥伝社文庫
平成21年11月
祥伝社刊行

受賞歴

第142回(平成21年度下半期) 直木賞受賞

内容紹介

愛するべき真の相手は、どこにいるのだろう?
「恋愛の本質」を克明に描きさらなる高みへ昇華した文芸作品。第二十二回山本周五郎賞受賞第一作! 祥伝社創立40周年記念出版。


「ほかならぬ人へ」
二十七歳の宇津木明生は、財閥の家系に生まれた大学教授を父に持ち、学究の道に進んだ二人の兄を持つ、人も羨むエリート家系出身である。しかし、彼は胸のうちで、いつもこうつぶやいていた。「俺はきっと生まれそこなったんだ」。
サッカー好きの明生は周囲の反対を押し切ってスポーツ用品メーカーに就職し、また二年前に接待のため出かけた池袋のキャバクラで美人のなずなと出会い、これまた周囲の反対を押し切って彼女と結婚した。
しかし、なずなは突然明生に対して、「過去につき合っていた真一のことが気になって夜も眠れなくなった」と打ち明ける。真一というのは夫婦でパン屋を経営している二枚目の男だ。「少しだけ時間が欲しい。その間は私のことを忘れて欲しいの」となずなはいう。
その後、今度は真一の妻から明生に連絡が入る。彼女が言うには、妻のなずなと真一の関係は結婚後もずっと続いていたのだ、と。真一との間をなずなに対して問いただしたところ、なずなは逆上して遂に家出をしてしまう。
失意の明生は一方で、個人的な相談をするうちに、職場の先輩である三十三歳の東海倫子に惹かれていく。彼女は容姿こそお世辞にも美人とはいえないものの、営業テクニックから人間性に至るまで、とにかく信頼できる人物だった。
やがて、なずなの身に衝撃的な出来事が起こり、明生は…。


「かけがえのない人へ」
グローバル電気に務めるみはるは、父を電線・ケーブル会社の社長に持ち、同じ会社に勤める東大出の同僚・水鳥聖司と婚約を控えて一見順風満帆に見えるが、一方でかつての上司・黒木ともその縁を切れずにいる。黒木はいつも夜中に突然電話を寄越し、みはるの部屋で食事を要求した後、彼女の身体を弄ぶのだ。みはるはみはるで、聖司という婚約者がいながら、何故か野卑とも言える黒木に執着している。黒木が言うには、五歳から大学に入るまでの十三年間、都内の養護施設を渡り歩いていたというが、黒木を見ていると、苦労が必ずしも人を成長させるとは限らない、とみはるは思う。
一方で、社内では業績不振も相俟って、他社との合併話が進行していたが、それを巡る社内の政争のあおりを受けて、黒木の後ろ盾である藪本常務の立場が危うくなっていた…。 
                    

内容(「BOOK」データベースより)

「ベストの相手が見つかったときは、この人に間違いないっていう明らかな証拠があるんだ」…妻のなずなに裏切られ、失意のうちにいた明生。半ば自暴自棄の彼はふと、ある女性が発していた不思議な“徴”に気づき、徐々に惹かれていく…。様々な愛のかたちとその本質を描いて第一四二回直木賞を受賞した、もっとも純粋な恋愛小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

白石/一文
1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。2008年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で第二二回山本周五郎賞を、また2009年に発表した『ほかならぬ人へ』で第一四二回直木賞を受賞

アマゾンより

一時白石一文さんをよく読んでいました。

白石さん独自の世界観、理屈っぽさ、哲学、

それらを久しぶりに読みたくなりました。

ここまで突き詰めて考えたら、

ベストの相手って、そうそういないんじゃないの・・・?

添い遂げて、ベストのお互いになる努力でいいんじゃないの・・・?

なんて思いながら読みつつ、

人間不信に陥りそうな気分になりました。



キラキラ    キラキラ    キラキラ 



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☆砂の上のあなた(白石一文)☆

平成25年4月1日
新潮社文庫
平成22年9月
新潮社刊行


内容(「BOOK」データベースより)

ひとかけらでいい。僕が死んだら、愛する女性の骨と一緒に眠らせてほしい。最愛の父に愛人がいた…。見知らぬ男からもたらされたのは、娘が最も知りたくなかった事実。しかし亡き父の妄執は、35歳の主婦・美砂子の結婚生活にまで影を落としていく。ぬるく濁った世の中を貫けるのは、時間の流れをもねじ伏せるほどの「強い感情」だけなのか―。圧倒的長編小説。

アマゾンより

最期ののちはきみのそばで眠りにつきたい──。亡父が残した愛人への手紙。それは砂上の出会いから続く「運命」の結実だった。愛を失った夫。心を病む元婚約者。愛人の息子を名乗る男。35歳の主婦・美砂子は、自らを取り巻く人間関係の根源に、父の妄執と、千億の愛すら呑み込む「超越」をみる。生きるとは何か。人はなぜ、子を成すのか。果てなき愛への答えを示す、圧倒的長篇小説。

新潮社HPより

終盤にいきなり次々に判明していく、

複雑につながる人間相関図が、

再読してもすんなり頭に入ってこなかった。

頭に入ってこなくても、差しさわりのない小説かなとも感じます。

子供を作りたいタイミングが、夫と妻でずれること。

ありがちなことと感じました。

わたしには作るという感覚がなかったので、わからない感情。

だけどわたしの子供たちの感覚を理解するには、

こういう感情も知っておきたいと思います。



過去に読んだ作品














キラキラ    キラキラ    キラキラ




昨日平成29年6月10日(土)

のーんびりと、読書にふけった一日でした。

朝の散歩は二人でトイプードル

午前6時45分

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午後12時半

主人は仲間たちとの麻雀へ。

先日、天神橋筋商店街で買ったバックを持って行ってます。

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わたしは読みかけだった

「ほかならぬ人へ」

にどっぷりとつかり、

読み終えたら、

もう一冊、白石一文さんを読みたくなって、

「砂の上のあなた」

にまたどっぷり。

午後3時半

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洗濯物を取り込んで、散歩に行って、

帰ってからは、夕刊を先に読んで、

また小説。

午後6時

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お風呂の中でも読書♨

ひとり晩御飯はちょこっとテレビも見ながら、

午後7時13分

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食事を終えて、

焼酎をロックで飲みながら、

午後7時半

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終盤の人間相関図が頭に入らないのは、

アルコールのせい?

と思いつつ、とりあえず読み切り。

ブログを書く気力は残ってなくて、

うつらうつらzzzzzz

主人の帰宅は午後11時ごろだっけな?



そして今日6月11日(日)

班長の迎えの車で朝起会。

午前4時20分

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ふたつの班だけ合同のこじんまりとした学び。

終了後は茶話会。

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帰りは地下鉄で。

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今日は、お待ちかねのライブ音符音符

気温が低めな感じだから、

考えていた服を辞めて、こっちにするか・・・?

服装チェック。

先日、天神橋筋商店街で250円で買った、チュニック。

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帰宅して、長女から、

おかーさんどんな服で行く?

とラインで聞かれ、

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「黒Tシャツは着ないで、

レースのロングカーディガンを羽織る予定」



じゃあわたしは、あーするこーする・・・

待ち合わせはどーするこーする・・・

とやり取りスマホ




今日はTOUMAさんのお誕生日プレゼント誕生日ケーキ

そう、お誕生日ライブなのです音符音符

長女次女から、わたしの4月の誕生日プレゼントで、

チケットをもらいましたキラキラ

長女が同行してくれますラブラブラブラブ



フェイスブックで、

TOUMAさんへ、

おめでとうございますメッセージを入れてから、



・・・・もう一度、

「砂の上のあなた」

の終盤100ページ余りを再読。

アルコール抜けてるけど、

人間相関図、頭に入れる気力がないてへぺろ

ま・・・ええかアセアセ




良い日曜日をアップ音符