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不自由な心(白石一文)    平成16年4月25日
               角川書店文庫本
               2001年1月
               角川書店単行本
 
愛と命をテーマに、緊張感溢れる筆致で綴った、珠玉小説集。

大手部品メーカーに勤務する野島は、パーティで、同僚の若い女性の結婚話を耳にし、動揺を隠せなかった。なぜなら当の女性とは、野島が不倫を続けている恵理だったからだ。心のもどかしさを描く珠玉小説集。

大手企業の総務部に勤務する江川一郎は、妹からある日、夫が同僚の女性と不倫を続け、滅多に家に帰らなくなったことを告げられる。その夫とは、江川が紹介した同じ会社の後輩社員だった。怒りに捉えられた江川だったが、彼自身もかつては結婚後に複数の女性と関係を持ち、そのひとつが原因で妻は今も大きな障害を背負い続けていた (「不自由な心」) 
 
人は何のために人を愛するのか? その愛とは? 幸福とは? 死とは何なのか? 透徹した視線で人間存在の根源を凝視め、緊密な文体を駆使してリアルかつ独自の物語世界を構築した、話題の著者のデビュー第二作、会心の作品集。

                                       以上ネットより
 
 
一時、白石一文さんの小説がとっても好きだなぁ~
 
って感じていました。
 
白石さんの哲学みたいなもの・・・好きでした。
 
まとめ買いして、読み残していたこの一冊を、本棚に見つけて、
 
久しぶりに白石一文さんを、読みました。
 
・・・・う~~~ん・・・・??  なんでだろう・・・・。
 
女性を小ばかにされている気分になっちゃった。
 
仕事のしがらみや、家庭のしがらみの中で、
 
重荷を背負い、窮屈さを感じている男性の、
 
揺れる思いをとてもうまく描いているように感じられるのですが、
 
そして、そういう部分にきっと共感する男性が多いだろうなと
 
 
感じられるのですが、
 
女性として、そんな風に扱われるの・・・そりゃないでしょ!
 
って気分になっちゃった。
 
多くの男性は、女性をもう少し大切に思ってくれていると、
 
わたしは思っています。