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思いわずらうことなく愉しく生きよ(江国香織)
 
 
                     2007年6月20日
                     光文社文庫
                     2004年6月
                     光文社単行本
 
 
犬山家の三姉妹、長女の麻子は結婚七年目。
DVをめぐり複雑な夫婦関係にある。
次女・治子は、仕事にも恋にも意志を貫く外資系企業のキャリア。
余計な幻想を抱かない三女の育子は、友情と肉体が他者との接点。
三人三様問題を抱えているものの、ともに育った家での時間と記憶は、
彼女たちをのびやかにする不穏な現実の底に湧きでるすこやかさの泉。
 
                   以上ネットより
 
 
 
思いわずらうことなく愉しく生きよ の
 
タイトルからは物語の内容の見当がつかなかったけど
 
なるほど 家訓のようなものだったのか・・・と知り
 
わたしも 思いわずらうことなく愉しく生きてみたい
 
と思いながら読みました。
 
三人姉妹の特に長女の夫婦の問題は深刻だし
 
次女も三女も 愉しいとばかりは言えない経験の数々。
 
三人のそれぞれに感情移入しながら読んでいるのに 
 
なんでこう深刻にならずに読めるのだろう。
 
それは 思いわずらうことなく愉しく生きられる 家風
 
 
で育った姉妹の   結びつきの強さから来るものだろうか。
 
 
 
 
追記  午前7時半
 
 
 
ゆゆさんがこの記事を読まないうちに 追記を書こうとしたのに
 
はやっ!もう コメントを入れてくれている(笑)
 
通勤途中かな?ありがと!
 
 
この本は カンタービレさんのブログを読んで 読みたいリストに入れて
 
古本屋さんで買っていた本です
 
カンタービレさんの記事は この本をお勧めしているわけじゃないのに
 
どうしてだか 買っていたのです
 
そして本棚に置きっぱなしになっていたのですが ゆゆさんのブログを読んで
 
あ・・この本 本棚にあるぞ 読もう!
 
と思ってすぐに手に取りました
 
 
 
同じ本でも人によって感想が違うというのは当然ですが
 
同じ人が違う時期に読んでも感想が違うということはありますね
 
今 読みかけの「バカの壁」に 人間は毎日変化するけど
 
情報はそこでとまっている というようなくだりがあり
 
わたしは ブログの過去記事のことを 重ねました
 
そのとき そのときの まっすぐな素直な気持ちを書き残していますが
 
読み返すと 変化した自分に気づくことがあります
 
そういうことが おもしろいな・・・って 感じます
 
・・・・って これ「バカの壁」の 記事に書けばよい内容だったかな(笑)