あなたを助ける 慈愛フル・ビブリオセラピー――イヤな感情を100%コントロールする 新・心理セラピーの全貌

 

  子どもの頃

 

私たちは誰もが、「自分の身が守られ、安心でき、快く受け入れられている」と感じられる居場所を必要としていますよね。

子どもの頃、
お家がそのような温かい場所であれば、それに越したことはありません。
その温かい家庭は「ありのままの自分」でいられる場所で、大人になってからも、いつでも優しく迎え入れてもらえる心の拠りどころになっていきます。

ただ、子どもの頃に辛い経験ばかりして、それがトラウマになっているという人も少なくありません。

また、心理療法を行っていると自分の子ども時代は至って普通だった、あるいは幸せだったと思っていても、実はそう思い込んでいるだけだったという人もいます。
 

 

  潜在意識の力は…

 

多くの人は、自分が成長するには、努力して頑張ることが必要だと思い込んでいますが、実は脳の機能のうち、意識して動かす「顕在意識」の働きは10%以下(3~5%とも言われますが)に過ぎず、無意識に働く「潜在意識」の働きが90~97%を占めています。

その力を引き出し、使えるようになれば、驚くほどの知恵とアイディアを発揮できるようになります。

潜在意識とは、頑張らなくても無意識に使える、つまり、思い込み、信じている、習慣になっている意識です。眠っている間も働き、あなたが心の中で呟く言葉(自分に対してのひとり言)に見合う結果を実現させるべく指令を出し、意思を決定し、行動を選択させます。

そして潜在意識の働きを左右しているのは、セルフイメージ(自己像)です。
セルフイメージとは、「自分のことをどのような人だと思っているか」でしたよね。


たとえば、
「私は楽観的」や「私はどんくさい」


要するに、
自分のことを好きかどうか。
自分を価値ある存在と感じることができるか。


セルフイメージが高まれば、自己信頼、自己肯定感が得られ、意思決定が早く、行動に移しやすく、成功体験、突破体験も積め、自信形成していく機会に恵まれます。

逆に、自分の能力や才能に気づかず、自分は大したことないと思い込んでいるうちは、潜在意識はあなたが呟く言葉のままを受け取り、今のままでいいと指令を出してしまいます。


潜在意識は、

良いか悪いかの判断はできないのです。


このセルフイメージ…
両親や身近な人が、自分のことを「どう扱ったのか」だけでなく、幼い頃の体験を、自分自身が心の奥底で「どう解釈して受け取ったのか」が、その後の人生の中で、自分の価値を「どう思い込んでいるのか」に大きく影響します。

「どんな環境だったのか」「何をされたのか」は、受け身ですが、「どう感じたのか」「何を思ったのか」は、それが幼い頃の記憶であっても自分が主体なのです。


では、どうしていけばいいのか?
次回のブログで書きたいなと思います。

 

 

 

今日も

さいごまで

お読みいただき

ありがとうございました♪

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