2022年11月17日に絵本を出版することが決まってから1年が経ちました。
2024年の春までには大型書店やネット書店(Amazon・楽天ブックスなど)で販売されるかなと思います。
言葉というのは、情報や何かを説明する力を持っていますが、絵というのもたくさんのことを伝え、教えてくれます。
ときに言葉以上に表現し、説明してくれて、私たちの生きている世界を豊かにしてくれることがあります。
絵本の中には、絵だけというものもありますが、多くは絵と言葉で作られています。
そこでは、絵と言葉が力を合わせて、言葉だけでは伝えられないものを絵が補ったり、絵がさらに展開したり、絵だけで伝えきれないものを言葉や文字が補ったり、リズムをつけたりして絵本でなければ創れない世界を広げてくれます♪
どうしても受験勉強などをしていると、一つの正しい答えに辿りつく思考力が鍛えられます。
しかし…
現実の社会で生きていくと、正しい答えは一つとは限らないんですよね。
心理支援をしていると助言したくなることがあるかもしれませんが、実際には、「こうしたほうがいい」とは簡単には言えないことがたくさんあります。
現代社会で活動している心理職にとって、モヤモヤした曖昧な世界に漂えることは大切な体験だと思います。
正しい答えを一つ見つける収束的思考ではなく、たくさんの答えを生み出し、創りだす拡散的思考というものが心理職にとってとても大切だと思っています。
しばしば絵本の世界では、想定外の展開が登場します。
「ありえない」がおかしくない世界です。
私たちの収束的思考への一本道を崩して思考を遊ばせることを絵本が手伝ってくれることを願っています。
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