私は、自分の心と身体が調和している状態であるかどうかということを大切にしています。

なので、
健康か病気かという二元論で考えることはほとんどないんですね。


何か病気や障がいがあったとしても、
「幸せ」だと思っている人もいますし

健康でも、
「不幸」だと思っている人もいます。


私は、病気が治る人や障がいや持病と上手く付き合っている人の考え方に触れる機会がよくありますが、このような方々にはある共通点があります。


それは、
病気を敵としてみていないということ。


病気にフォーカスするのではなく
小さな幸せにフォーカスして大きな幸せを感じているんです。


何気ない日々の中には小さな幸せがたくさん転がっています。
自分だけの好きや楽しいなど小さな喜びを見つけてみてほしい。


たとえば、
夜ゆっくりと眠れる家がある、という当たり前に思っていることや、

さらに
身体が喜ぶ食事
芸術に触れてイキイキ
好きな服を着る
住む家や場所によって日々の英気が養われる。
などもね。



私が幸せだと言えるのは、
今の状況をとても大切にしているから。

今の状況は、自分の選択と行動の結果もたらされたものです。

自分で感じたこと、考えたこと、見つけたことを材料に自分の意思で選び、決断した結果、今の場所にいます。

決してぼんやり生きてきたわけではなく、色々な葛藤を経て今の場所にいます。

私にとって、小さな幸せとは、自分が今ここに存在していること、まさにその事実が奇跡のように素晴らしいことなんです。



だから私にとって病気は、
自分を見つめ直す大事なイベントだったんです。


病気というイベントを通じて、
幸せになることができたんです。

今、こんなことを書いていますが、
当時はまったくこのような考え方はできていませんでしたが…💦


心理療法を学び研究し続けてきたことは、
私が自分らしく生きるためになくてはならないものですね。


だから、私は
クライエントさんに
「この病気から学べる気づきを得て、今この瞬間から、自分にとっての本当の幸せを感じながら生きるという決意をしましょう」とお話しさせていただきます。 

そして、
どのように病気からメッセージを受け取り、幸せになれるのかもお伝えしています。



ここで、1つ質問です。

人生の目的は、
病気を治すことですか? 


違いますよね♪ 

人生の目的は、
もっと幸せになることですよね? 

病気になったとしても考え方次第で、今よりもっと幸せになれます。 


加藤絢子