他の人と比較

 

 

「相手との違い」
「相手から見られる自分」
「周りからの評価」

を気にするがあまり
本来の自分らしさを見失っていませんか?

「他の人と比較する」というのは、誰もが持っている心理ですが、この思考が強い人とそうでない人がいます。

性格や育った環境、もしくはそれらの要因が複合的に合わさり、人と自分を比べる思考に影響を与えているんです。

クライエントさんの中には

・女性であること
・学歴がないこと
・〇〇ができないこと

こういうことに捉われて
周りからの評価をとても気にして、それが悩みになっている方も多いんですね。


他人と自分を比べることのデメリットとして…
他人の言動によって、自分の感情がコントロールされてしまう危険性があります。

ポジティブな感情ではなく、「あの人はできるのに、自分はできない…」と、他人との違いによる嫉妬や羨望から、ネガティブな感情が沸き起こってしまうこともあります。

とくに疲れているときや心理的につらいときと重なると、自虐になりやすく、自傷・他害などの行為にもつながりやすくなります。

他人と比べて自分を肯定できない状況を打開するには、思考の方向性を外側からではなく内側に変えて、自分を軸とした幸せが得られるようにすることが大切です。

喜びや幸せを他人と比べて得ようとする意識を時間をかけてでもなくしていくことがポイント!

今の自分をしっかり感じて、大切に生きるということです。

幸せを外に委ねてしまうと、環境が変わったときに幸せや価値観が振り回されてしまう可能性もあるので、今の自分にフォーカスする思考の癖をつけてほしいな、と思うんですね。

逆に、相手が自分のことをカテゴリー分けしたり、相手が、相手の価値観によって自分のことを評価したり、査定したとしても、それは相手の問題であって、こちらの問題ではないと私は思っています。

女性であることやシングルマザーであることがハンディだと思う環境にいるなら環境を変えることも考えてみてほしい。

たとえ、今、すぐには変えられなくても変える方法を模索してみてほしいんですね。

そして、子育てをしていることがハンディならそれを受け入れあるがままの姿を受け入れてくれる場所や働き方を探すことが大事だと思います。

自分の中の変えられないものを変えようと思ったり、周りを変えようとすることは、とてもエネルギーと時間がかかります。

変えられないものは
「過去と他人」

変えられるものは
「未来と自分」

同じ物事も違う方向から見ると違うように景色が変わることはよくあります。

あなたの素晴らしさが分からず、あなたの魅力もわからない人に自己肯定感を下げられないようにしてほしいんです。

その人は、あなたのこれからの人生に必要な人じゃない。
その人は、あなたに今、大きな気づきを与えてくれる人です。

気づきと行動はセットです。
自分が自分でいられる場所を見つけて欲しいと思う。

もちろん、
頑張ることも大事。

でも、
頑張る場所、
エネルギーを注ぐ場所

これを間違えてしまうと
それは、ただの消耗になってしまう。

心も体も消耗するよね。

自分の大事な人生と限られた時間を「消耗」に使うのではなく自分の輝ける場所と時間に使って欲しいと思います。

加藤絢子✍

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