不憫な子というレッテル

このブログについて

初めまして！加藤絢子です。

このブログは、私が専門としている弁証法的行動療法の中核的スキルである目を瞑らない瞑想のマインドフルネスと波動の法則を融合した私独自のスキルや私の経験などを紹介しています。

私は現在、3度手術をしても再発を繰り返す心臓病と完治が難しいとされる制限型拒食症が良くなり、不妊症を克服し、3人の子供が授かり賑やかに暮らしています。そんな私が実践してきたことをなるべく難しい言葉を使わず書いていますのでぜひプロセスを体感してみてください。

弁証法的行動療法

圧倒されるような強い感情に対して、その感情とうまく付き合うためのスキルを身に付けるための認知行動療法の一種で、いくつかの技法を組み合わせており認知行動療法より強調されている面があります。それは、「今この瞬間による行動の受容と行動化の強調」です。

アメリカでは広く知られており境界性パーソナリティ障害の克服に最も有効としてアメリカ精神医学会が推奨していますが日本で取り扱える専門家がほとんどいないというのが現状です。

本日のブログ

「私が本当にやりたいことは何だろう？」

と考えると

何となく浮かぶものはあるけれど…。

でもそれが

「本当に？」

と問われると確信が持てない。

そうなると、

考えるのがめんどくさい

というより

思考がストップしてしまう。

何となくでも

浮かぶならまだしも、

まったく

浮かばない人も多い。

私のクライアントさんは、

現状を変えたい

という気持ちはちゃんと

持っているけれど

「何をしていいのか分かりません」

「もう気力がなくて何もしたくありません」」

だから、

「教えてくれませんか？」

とおっしゃる方が少なくありません。

不満だらけの現状に

疲れ果てて無気力状態。

私から

クライアントさんに

「その状態はいつからですか？」

と尋ねると、

数年前どころか

数十年前からの人が多い。

でもね、

私は驚きません。

私も同じ状態のころがあったから。

私は、

どんなに努力しても、

ずっと恵まれた環境で

育つ人のようにはなれない。

と、小学生のころに感じていました。

私の思う

恵まれた環境とは、

両親が揃っている家庭

のことでした。

私の家庭は、

母と父が離婚して

母子家庭になり

私のポジションは、

「不憫な子」

となりました。

母の実家が

裕福だったことと、

父からしっかり

養育費をもらっていたので、

経済的な苦労は

ありませんでしたが、

母子家庭になって

苗字が変わった途端、

クラスメイトから

いじめに遭いました。

「母子家庭だから貧乏人！」

というレッテルを

ペタッと貼られたわけです。

母子家庭のとき

母はいつも綺麗な服を着て

お洒落して華やかでした。

私は、

父親がいないことがつらく

食が細くなり

栄養失調で

ガリガリになったので

クラスメイトから見ると

貧乏人に見えたんでしょうね。

私は、

「恵まれた環境で

生きている人のようにはなれない」

と感じていましたが、

「現状のままじゃイヤ！」

「強くなりたい！」

といつも思っていました。

だから、

ひどいいじめに

遭っていても絶対に

泣きませんでした。

強く生きているつもりでした。

そして、

強くなれない経験を

散々しながら大人になり…

大人になってから、

実父と大阪で会ったんです。

そのとき、

父の再婚相手との間にできた

2人の子どもの職業が

医者と弁護士だと知りました。

父は、

遠慮がちに話ながらも

嬉しそうでした。

父の家系は、

ほとんどの人が医者なので

「嬉しいのは当然よね」

と思いつつ…

でも、

すごく嫌な気分になっていました。

そして、

私の心にまた

「不憫な子」

という感情が飛び出てきました。

私は、

父からそんな話は、

聞きたくなかった。

でも、

嬉しそうに話す父の気分を

壊さないように作り笑顔で

「うんうん、すごいね～」

「よかったね～」などと

盛り上げながら

頑張って聞いていたんです。

そのせいか、

この日の晩、高熱が出ました。

それでも、

実父に会わなければ良かった…。

とは思いませんでした。

私が勝手に頑張って

父の話を聞き続けて

精神的に疲れて

高熱が出たけど、

実父から

エネルギーも

もらっていたんです。

似ている部分が

いっぱいあるのを感じる

時間でもあったんです。

私の母は、

私が、中学1年のときに

再婚をしました。

私は、幼い頃から

楽器演奏が大好きで、

小学校から大学まで

吹奏楽とマーチングバンド

をやっていました。

ピアノ、トランペット、

パーカッション

の順にやり最終的には

パーカッションをやっていました。

私は、

高校生のとき、

音大に行くつもりでいました。

しかし、

母の再婚相手から

音大に行くのも、

音楽留学するのも猛反対され…

担任の先生に

養父を説得してくれるよう

お願いして

電話で

養父に話をしてくれたのですが、

養父は怒り狂い、

電話で猛反対するだけでは

気が済まず

翌日、

高校に乗り込んできて

校長と担任の先生を

さらに攻撃しました。

当時は、

最悪…最悪…もう最悪…

としか思えませんでしたが、

今では、

音楽の道ではなく

心理の道に進んで

本当に良かったと思っています。

音楽は大好きなので、

定期的に

クラッシックコンサート

に足を運び楽しんでいます。

職業は、心理療法士

趣味は、音楽

満足しているんです(#^^#)

すべては、

上手くいっている！

あの時、

養父が猛反対してくれたから

今がある！

と思えている私が今います。

こんなふうに

思えるようになるなんて

当時の私には、

まったく想像できなかったですけどね。

後からにならないと

分からないことって

たくさんありますね。

私のブログだけ読むと、

「ずっと頑張り続けてたんでしょうね～」

と感じる方も

いらっしゃると思いますが、

そんなこと全然なくて、

ブログでは書き切れない

〝無気力時期〟もありました。

超簡単に書くと、

寝たきり1年以上

体は動いているけど、

心は無気力状態10年以上

だから、

クライアントさんが

不満だらけの現状に

疲れ果てて

無気力状態が数十年前からです

と言われても

私は驚かないんです。

数十年前から

無気力だとしても、

現状を変えたい

という気持ちさえ、

ちゃんと持っていれば、

現状の変え方を知った途端、

気力がムクムクと

湧いてくるんです。

無気力になるような

現状を創っていた思考パターンから

イキイキとした人生を創る

思考パターンになるための

ちょっとしたコツ、

そして

願望実現するための

エネルギー（波動）の

取り扱いにときめいてくれるんです。

これまでが

どん底だったから、

現状を変えるための

1つ1つの行動は

最初は半信半疑なんだけど、

でも、

徐々に楽しくなって、

そして、

１つ１つの行動が

自然にできるようになったころ

ちゃんと理想の生き方になっているんです。

誰でも、

変わりたいと決意したら

変われるんですよね。

本当にやりたいこと

「あなたが本当にやりたいこと」

これは、

どこかに探しにいく必要はありません。

知っているはずなのに

「分からない」

と思い込んでいるだけ、

または

やりたいことを

大きく捉えすぎているだけ、

もしくは

やりたいことはあるけど

「できない」とか

「やるべきではない」

と思い込んでいるだけです。

仕事、趣味、家事、何であれ、

「やりたいこと」は、

自分の内側から出てくるものであり、

自分のやりたいことを

やっているとき必ず幸せです。

自分の好きなことは

分かっているのに、

これは仕事にならないとか、

お金にならないとか、

反対する人がいるなど、

エゴが

やいのやいのと言ってきて、

自分の内側との繋がりを

ピシャと遮断していませんか？

「好きなことは？」に対して

純粋な気持ちを

答えればいいんですよ。

条件つきの答えを

出していませんか？

仕事になるとかならないとか、

現時点で

考える必要はまったくなくて、

そんなことより

「何をしているときが楽しいの？」

「何をしているときに心が喜ぶの？」

それだけ意識するようにすれば、

そのものドンピシャでなくても、