学校生活 1−3
今日は小説です。事実を下書きにした。
でも小説としてお読み下さい。
記憶違いがあるかもしれませんから。
昔の話です。
だから小説!
1−2からの続きです
最初は校長に掛け合って同好会という形から僕の2台のギターで始めようとしたのですが、エレキ・ギターということで先輩の先生から、かなりの反対がありました。
それでも何とか周囲を説き伏せてスタートに漕ぎ着けました。A君はすぐに入部しました。クチコミで5、6人の生徒が次々に集まりました。
でもA君の思惑のようにはなりません。番長グループからは誰も入部してくれませんでした。エレキが嫌いなわけではないのですが、彼らの多くはサッカー部に所属していて忙しいのかもしれません。それに地道な練習は苦手なのかもしれません。
おはようございます。
威勢よく職員室の扉を開けて二年村に直行しますと自分の机がありません!。僕の机は中庭に放り投げられていました。二年村の何人かの先生が散逸した僕の机の中身をを拾ってくれていました。
思わず二年村の同僚に「どうしたの?」と聞きました。
彼らは無言で笑っていました。
朝の打ち合わせ、時間がないのでとりあえず、
僕は机のない空虚な場所に椅子を置きました。
打ち合わせの後、僕は校長室に呼ばれました。柿本先生が昨日の晩に暴れて僕の机を投げたらしいと言われました。校長先生は特に驚いた様子が見られませんでした。
〇〇先生は凄く痩せた角刈りの初老の方でした。サッカー部の顧問をやっていました。悪ガキが多く集まる部活の頂点にいます。悪ガキからはコワモテの存在でした。怒ると怖いが普段はとてもシャイな先生です。
でも酒が入ると!・・・・。君も彼には注意して接してくれと言われました。
〇〇先生は僕と顔を合わせても何も言いません。
当時はまだ先生の当直というものがありました。夜間の学校警備の為に用務員室で寝泊まりをするのです。当然、酒も入るわけです。
古参の先生に聞いた話では、夜中に窓から綱をつけて生徒の机や椅子を運び出した保護者が、かつていたそうです。
帰宅すると母から
「朝方、〇〇先生という方から電話があって、お宅の息子さんは生意気なので厳重に注意してください。こんな態度ではこの学校ではやっていけない。」と言われたと聞きました。
「あなた、何やったの?」母親はとても不安そうでした。
僕は合点しました。だから僕の机を投げたのか。僕は生意気と見られているんだなと。それ以降、僕も注意して低姿勢で対応したので何事も起こらなくなりました。
酒が入らないと大人しい先生なのに!
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