笑える介護のススメ~♡
向き合い過ぎるよりも、鈍感力を身につける。


介護現場では、利用者様にも
「ムッ」とすることも多々ありまして。

親の介護となると、
更に
「カチン」と来ることもありまして。



生きる上でも、イチイチ気がつくこの性格が生きづらいなぁ私
そんな私がずっといました。

気がつくことはいい事なんだけど
傷つきやすい心を持っているために、
生きづらい性格の私が居ました。


気がつきやすいから傷つく。
そんな自分が大嫌いでした。



いろんな言葉でボッコボコ。
これじゃああかんな…と
思い続けていたんですよね。


どんな対策を身につけたらいいのか、
その場その場で試していましたね。


その1つが、「鈍感力」です。

面と向かって
「それがあんたの仕事やろ」
とか
「時間があるなら、ここもやっといて」
とか

挙げ句に
「あんたのためを思って言ってるんや」
などと、ムカつく一言を余計に付けて。


こんなことは、よくあることです。
イチイチ気にしてたら、
身が持ちませんわ。


「アドバイスありがとうございます」

「ごめんなさいね!ケアプランに無い事は出来ないんです。」
ってニッコリ笑いながらね。


親が思うように動いてくれないとき
例えば、
リハビリパンツを履かない時に
無理に履かせる事は逆効果です。

この鈍感力を身につけて
しばらく様子をみるのも
いい事かもしれませんね。


親が自分自身で、困ったと気付くまでの間の、忍耐力じゃなくて、
鈍感力!!


わがままさんには、
何を言っても暖簾に腕押しの、
『聞いたふり』作戦。

つまり先延ばしにするんです。



父の場合は、毎日デイサービスに行きたがる人でしたから、繰り返しの質問に
シレッと却下してました。


これを何度も繰り返していれば、いい加減、相手も、自分の方向性は間違っているのだと気づきます。

こんなスルーすることを
身につけることで、
ある程度嫌われることは
想定内だし、痛くも痒くもなくなります。

だいたいみんなから好かれる人なんて
存在しない。

それがわかったら、傷つくこともなくなりましたよ。



ましてや私なんて、お国から言われた介護保険を、ヘルパーさんや利用者様に押し付ける『嫌われ役』ですからね。



この鈍感力は、親を介護するにも
生きる上でも、きっと役立つことではないかなと思います。


私もOK!

あなたもOK!

エイエイオー!

 

 

今日も穏やかに

しなやかに。