自分史を書く~共依存的な世界からの脱出 | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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こんばんは~。


最近、自分史を書くということに取り組んでいます。


過去にこんなことがあって、その時自分はこんな行動をして、そして、こんなふうに思ったというのを書き出してまとめています。


すると、とっくに癒されたと思っていた感情がどんどん出てきます。


まだまだ自分は癒しの途上にあるんだなぁということが、はっきり分かりました。


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色々な感情が湧いてくる度に、「○○○と感じていたんだね」と共感しながらその感情を味わったり、寄り添ったりしていると、少しづつ癒されてその感情が薄れていきます。


自分の中で絡み合っている様々な感情を整理するのにとても役立ちますよ。


今だから分かる新しい気づきとも出会えるかもしれません。


但し、過去の感情が強烈すぎてフラッシュバックを起こしそうな状態の方は無理しないでくださいね。


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私は、子供の頃から~結婚して離婚するまで「操作されたり操作したり」「支配されたり支配したり」といった共依存的な世界で生きてきました。


そしてそこから脱出し、精神的に自立するまでに、かなりの年月を要しています。


自分の感情を、ほぼ自分で満たせるようになって、はじめて見えてきた世界がありました。


安心して自分を表現できる自由な世界です。


共依存的な世界には、二度と戻りません。


執着するのもされるのもお断りの私です。


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自分の心の中にある満たされていない部分を満たす役割を他の誰かに求めたり・・・


寂しさや悲しさに支配された心の闇の部分から自分を救い出す役割を他の誰かに求めたり・・・


自分に都合の良さそうな相手に執着してしがみつこうとしてしまったり・・・


そのような状態にどっぷりはまっている方は、なかなか満たされることもなく、とても辛い思いをされているのではないでしょうか。


それをいくら繰り返しても、本当に満たされることはないのではないかと私は思います。


相手だって、自分の人生を生きているのですから・・・。


それよりも


「自己肯定感を育てて、自分の機嫌は自分で取れるようになること」


これが幸せへの最短コースなのではないかと私は思います。


大きな方向転換となりますので、何をどうすればよいのか全く分からない場合も多いと思います。


その場合は、ぜひ信頼できる精神科医や精神医学に詳しい心理カウンセラーのところに相談してください。


「自分がどこに向かっているのか」


これ、物凄く大事なことだと思います。



今日も、ありがとうございます!


皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!



↓共依存といえば、最近この本を読みました。私の想像を超えるレベルでがんじがらめになっている人達もたくさんいるんだなぁと勉強させられました。


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