両価性と潜在意識について考えてみた | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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こんばんは~。


今日も仕事が終わってから、インターネットビジネスの実践練習と構築作業をしています。


近々、先生に直接教わる機会があるのですが、その時までに終わらせておきたい準備作業が山程あって、かなり追われている状況です。


基礎の部分が構築されるまではこんな感じかもしれません。


何かを新しく始めるときは、最初が一番大変ですよね。


ちょっとした作業でも、マニュアル片手にすごく時間がかかってしまったり。


でも正しい方向に着実に進んで行けば、いつかは必ず自分の血となり肉となる。


軌道に乗る頃には、楽にこなせるようになっていると思います。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


何かを始めたり、何かを止めたり、何かを変えたりする場合にうまく進めるコツは、下記の二つを上手に扱うことだと思います。


★「やりたいけれど、やりたくない」「変わりたいけど、変わりたくない」といった心の両価性


★現状を維持しようとする(変化・成長を止めようとする)潜在意識の働き


例えば、今の私に当てはめて考えると、作業しながらもし「しんどいな。こんなことやめてしまおうかな」という気持ちが湧いてきたとしても、


「ああ、これは心の中にある両価性の反対の部分が出てきているんだな」とか「潜在意識が現状を維持しようとしているんだな」と冷静に捉えて、本来の「頑張って達成するんだ」という気持ちに従い続けていくことができます。


でも、それは人それぞれであったり、状況にも左右されたりすることではあると思います。


なので、もし「やめてしまおうかな」の気持ちが大きくなってきた場合は、自分の中にある「やりたい気持ち」と「やめたい(やりたくない)気持ち」、そしてそれぞれの理由を紙に書きながら、心の中を整理する(二つの気持ちをしっかり分ける)とよいと思います。


心の中を整理することで、やる気が再び湧いてくるかもしれません。


あるいは、「やめたい(やりたくない)」の方が本当の気持ちだと気付くかもしれません。


その場合は、そこで改めて判断し、決断すればいいと思います。


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心の病の場合でも、「治りたい自分」と「治りたくない自分」が戦っている場合があります。


心の病にかかっていることで、何らかのメリットが得られている場合によくあることだと思います。


この場合も、自分の気持ちをしっかり整理してみるといいと思います。


何かに気付くことで治療が促進されるかもしれません。


あるいは、思わぬ本心が見えてくるかもしれません。


※あくまで無理のない範囲でお願いします。

※統合失調症の治療中の方は、医師の指示に従ってくださいね。


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また、何かを止めたいときにも両価性や潜在意識の働きと折り合いを付けることが鍵になってくると思います。


例えば、パチンコを止めたい場合。


「止めたい自分(顕在意識)」vs「自動的に店に吸い込まれていってしまう自分(潜在意識)」のように、顕在意識と潜在意識を真っ向から対決させるとかなり大変です。


基本的に顕在意識は潜在意識に勝つことは困難ですし、止めようと思えば思うほど、パチンコをしようとする潜在意識が強化されてしまうと思います。


そこで、顕在意識と潜在意識を真っ向から戦わせるのではなくて、ちょっとずらすということが上手く進めるコツだと思います。


少ないですが実践を通してそう気付きました。


少しずつ修正していく方法等いろいろありますので、ピンときた方のみ参考にしてくださいね。


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今日の話は、あくまで体験談ということで。


自分の心の中にどんな両価性が潜んでいるかを探してみるのも、自己洞察を進めるためにはいいことだと思いますよ。



今日も、ありがとうございます!


皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!