こんばんは~。
今日も(笑)、真剣にジェントルにいきます。
私は過去に、専門家に頼ることなく自力で社会不安障害から立ち直ったという経験をしています。
どうやって立ち直ったかというと、10年近くに渡り色々試行錯誤をしてきた中で
★自分への催眠療法などにより潜在意識への働きかけを行なった。
★積極的に行動して、現れた自分の感情と症状を全て受け入れ、自尊心を育てた。
※認知行動療法的にいうと、「認知の歪み」さえも受け入れて感謝し、その延長線上に「反証」を見つけ出した。(こちら 参照/過去のブログ記事)
※これも、潜在意識への働きかけの一つです。
上記の二つが大きくて、これらについては徹底的に自分で実験して効果も確認してきました。
机上で学んだだけでは決してありませんので、その経験と知識を活かしながら、心理療法家としての自分を構築していこうと考えています。
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具体的にはこうです。
★「傾聴」(来談者中心療法)を、最も大切な幹とします。
★基本的な心理療法である認知行動療法は、しっかり押さえます。
(得意技その1)
★フォーカシング(及びゲシュタルト療法)を徹底的に身に付けます。
(得意技その2)
★催眠療法のエッセンスを用いて、効果的に潜在意識に働きかけます。
(得意技その3)
★医師ではないが、精神医学の知識に詳しくなります。(得意技その4)
★既に修得しているエネルギーワーク「クォンタムタッチ」と「波動調整」を、必要に応じて組み合わせます。(得意技その5)
※エネルギーワークは、フォーカシング(及びゲシュタルト療法)や催眠療法との親和性が高いです。
こんな感じで構築する予定ですが、一つ一つの技術が別々に存在しているのではなくて、一つ技術を身に付ける度に全てが向上するといった形を考えています。
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さて、上記の中の催眠療法(得意技その3)について。
催眠療法を学んでいくと、行き着く先は、伝説的な天才精神科医ミルトン・エリクソン先生が行なった催眠療法に辿り着きます。
が、それは、天才だからこそ出来たことであり、例えば私が今から数十年かけて学んだとしても、同じようには到底できないと思います。
というか、同じように出来る人はいないと思います。
あくまで一部分を参考にして、(出来る範囲で)真似てみる、盛り込んでみる、といったレベルの話になると思います。
※それすら、とても難しいことですが・・・精進します。
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今日読んでいる本、『リチャード・ニーヴス博士のヒプノセラピー・セッション』の中でも、ミルトン・エリクソン先生のことが書かれていました。
エリクソン先生は、自分のことをイエス・キリストだと思い込んでいる患者に対して、あたかも相手がイエス・キリストであるかのように関わったり、
両親に、セッションルームに連れてこられて置き去りにされた子供が「出たい!出たい!」とドアを叩き始めると、一緒になってドアを叩き続けたそうです。
そして、それらの行動が効果的に作用し、治療を成功へと導くきっかけとなったそうです。
『エリクソンが真の治療者であるゆえんは、彼が相手の世界に入り、承認する達人だったということに尽きるのではないでしょうか。』
(『リチャード・ニーヴス博士のヒプノセラピー・セッション』リチャード・ニーヴス博士著、大空夢湧子さん訳(VOICE/2008/P99)より引用)
「相手の世界に入り、承認する達人」
とにかく凄すぎる(上記は、ほんのさわりにすぎない)ので、今の私に必要なのは、いきなりエリクソン催眠を学び始めることではなく、先ずは自己流で行なって来た部分も多い基本的な催眠療法をしっかり学び直すことだと思っています。
しっかり基本を身に付けた上で、自分ならではの部分も再構築していこうと思っています。
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今日は、技術的なことばかりを採り上げましたが、実はそれ以上に大切なことがあります。
それは、心理療法家に相応しい人間であることです。
その部分も、決して自分をごまかすことなく、しっかりやっていきます。
今日も、ありがとうございます!
皆さまに、嬉しいことがたくさんありますように!
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