望ましいカウンセラー像 (『カウンセリングの治療ポイント』で学ぶ②) | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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あなたの不安障害(SAD、パニック症、手や頭の震え、吃音など)の克服を、効果的かつ優しくサポートいたします。【個人セッション、グループセラピー】愛知・岐阜・三重

こんばんは~。


今日も昨日に引き続き、『カウンセリングの治療ポイント』を読んでいます。


※『1/4の奇跡~本当のことだから~』上映会&ワールドカフェ

(11月27日〔日〕岐阜県各務原市にて開催)のご案内はこちら


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


私は現在、心理カウンセラーになることを目指して勉強中ですが、何かを目指して達成しようとするときに大切なのは


「望む結果を徹底的に明確にすること」だと思います。


徹底的に明確にすれば


どんな行動を起こせばよいかも明確になる


それが分からない場合でも、答えが引き寄せられてくる


といった状態になり、後は行動(できること)を積み重ねていけば目標が達成できる、すなわち、時間だけの問題になる


というのが、私のパターンです。


今回の私は、カウンセリングのことを全く知らない状態からスタートしたので


望む結果を明確にする過程において、ベテランカウンセラーの方の考えを参考にすることは、正しい方向に進むためにも、とても有益なことだと思います。


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ちょうど、本の最後のほうに、平井先生が、ご自身の体験を通して描かれた

「望ましいカウンセラー像が箇条書きされていました。


細かい説明を省いて引用します。



「望ましいカウンセラー像」


熱意があること


癒し人としての素質があること


技術面で優れていること


クライエントの質問を適切に扱えること


安心感安全感を与え、孤立感・異常意識を和らげられること


面接中の困難に耐え困難の原因を考え、それをクライエントの役に立たせられること


困難な中でも比較的安定した精神状態でいられること


自分のこと能力精神状態自己の限界をよくわかっていること


どんな話題(薬、身体、法律、教育など)にもついていけること


一つの面接法・スタイルに固執せず、クライエントに沿っていけること


重症例(精神病、境界例、人格障害など)の面接経験を持っていること


他のスタッフ(医療では精神科医、看護師、O.T.<作業療法士>、P.T.<理学療法士>などとの連係、他の部門では教師、養護教諭など)との協力に熱心であること


緊急事態やクライエントの危険性(自己・他者破壊傾向など)について、常に敏感であり、適切な処置(病院や精神科医への連絡など)ができること


ある程度、身体への知識や関心を持っていること


正確でかつ有益な心理査定ができること


カウンセラー自身のクライエントに対する欲求をよくわかっていること


(『カウンセリングの治療ポイント』平井孝男先生 著より引用)



これだけ細かく挙げてくださっているので、とても参考になりますニコニコ


目標達成へのアプローチとしては、上記①~⑯のうち、いくつかの項目に絞り込んで理想像に近づいていくのではなくて、一歩ずつでもいいから、全部の項目に渡って近づいていくことが大切だと思います。


なぜなら


全部必要なことだから


置き去りにした項目が、セルフイメージの足を引っ張るから


です。


これからの自分の成長にワクワクしながら


さぁ! 前に進んでいくべ~アップ (どこの言葉?)



今日も、ありがとうございます!


皆さまのもとに、思わず笑顔になるような、嬉しい知らせが届きますように!



↓カウンセリングにおいて起こり得ることが、隅々まで説明されている本です。平井先生の”治療ポイント”シリーズの5冊は、どの本もお勧めです。


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