こんばんは~。
今日も引き続き、東先生と生徒さんのロールプレイの実践例を読みながら、勉強しています
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この本は、全体で257ページあるのですが、そのうちの2/3以上がロールプレイの実践例となっています。
読んでいるうちに、どんどん引き込まれて、東先生から直接アドバイスを受けているような気分になってきます
今日も、東先生のアドバイスから、ひとつ紹介します。
『今の面接では、最初から、そう三回くらい、セラピストは「それは○○で、△△なんですか?」って感じの質問をしたのね。
いわば閉じた質問ですね。
それをやめて、こちらからは具体的に提示せずに、「と、おっしゃいますと?」と聞いてみてください。いわば開かれた質問ですね。
今のところの注意点はこれだけでいいです。
そこだけ、ちょっと変えてごらん。
そのことで、セラピストに少し落ち着きが出るし、クライエントももっと自発的に話しやすくなり、クライエントの置かれた状況が見えやすくなります。
結果的に、セラピストとクライエントの波長が合ってきた感じがすると思いますよ。』
(『セラピスト誕生』東豊先生 著より引用)
確かに、質問の仕方によって、話がどんどん弾んだり、逆に話が止まってしまったりしますよね。
クライエントが乗ってこないような、ずれた質問ばかりしていては、クライエントに「このセラピストは、全然分かってくれていない。」と思われても仕方ないですよね。
それでは、どのように質問をすればよいのでしょうか?
上記のアドバイスの中に、キーワードが入っています。
★閉じられた質問・・・相手が「ハイ、イイエ」でしか答えられない質問。答える方は、尋問を受けているように感じてしまいやすい。
★開かれた質問・・・相手が「ハイ、イイエ」では答えられない質問。答える方は、自由に言葉を選びながら、ゆとりを持って答えることができる。
開かれた質問をすることで、クライエントが自発的に話しやすくなり、セラピストとしても情報収集の量を多くすることができるので、積極的に使っていきたいですね。
その中でも、「と、おっしゃいますと?」は、オールマイティに使えるとても便利な言葉ですので、しっかり身に付けておきたいと思いました。
※閉じられた質問の方が有効な場合もあります。(診断のための情報を得る時など)
今日も、ありがとうございます!
↓読むだけで、実際にロールプレイ実習を受けているような気になってくる不思議な本です。現場でしか学べないようなことが学べます。
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