こんばんは~。
本日、2回目のブログです。
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カウンセリングを受けに来るクライエントは、来る前に、悩みや症状を軽くしようと、自分でいろいろな努力や工夫をしていることがほとんどだと思います。
だけど、自分の努力や工夫では、悩みや症状を軽くできなかった。
そして、「どうしたらよいのか」分からなくなり、「何とかしてほしい」という気持ちで、カウンセリングを受けに来るクライアントが多いのではないかと思います。
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そして、カウンセリングを始めるわけですが、通常カウンセリングは、数回に渡って継続していくことが大切だと思います。(十分な効果をあげるために)
そこで、継続していくために必要なこととは何か?をテーマに考えてみると
カウンセラーがクライエントのニーズを満たす(満たし続ける)ことではないかと思いました。
※ここで言うニーズとは、悩みや症状を軽くすることに逆行しないものに限ります。
もちろん、「悩みや症状を軽くすること」や「何とかしてあげること」、あるいは「受容」や「共感」そのものや「信頼関係の構築」などが、重要なニーズであると思います。
また、その他にも様々なニーズがあると思いますが、それについてヒントになる文章が載っていました。
『ここで再確認しておきたいのは、訊き方、聴き方によって、引き出される情報は決定的に違ってくるということである。
どこまで情報を取れれば十分であるかは客観的には言えないにしても、まずはクライエントにとって満足できる自己表現ができたということが重要なことである。』
(『カウンセリング方法序説』菅野泰蔵先生 著より引用)
クライエントが満足できる自己表現ができたと感じられるように、傾聴や適切な質問によって導いていくこと。
とても難しそうですが、それができるようになりたいです。
しっかりと傾聴力や質問力を鍛えていきたいと思いました。
今日も、ありがとうございます!
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