こんばんは~。
最近、ガリガリ君のソーダ味にハマっています。
以前、田んぼの草むしりをやった後にもらったガリガリ君が
あまりにも美味しかったのでクセになりました。
今日も、2本食べました。
もちろん、運動はしていません。(笑)
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「受容」と「共感」
言葉にするとシンプルだけど、実際にはとても奥が深いと思います。
特に、初めてのクライエントの、初回カウンセリングの場合
クライエントの口から、いったいどんな言葉が飛び出してくるのか全く見当もつきません。
一瞬一瞬集中して傾聴し、的確な応答をすること。
そのやりとりの中で、クライエントが「受容されている」「共感されている」と感じることができること。
それができることが、実力のあるカウンセラーになるための重要な条件のひとつだと思います。
いい例が載っています。(クライエントは、お兄さんを亡くされた女性です。)
『「そうです、そうです、それから、あのう、いるんです」
「え? どこかに見えるの? お兄さんのことでしょ?」
「はい、先生の後ろに。今日も電車の中でも一緒でした。ときどきふっと見るといるんです。」
「ああそうだったの。で、どんな感じなの? 今日のお兄さんの様子は?」
「(えっ)あ、それが、なんかいい感じです(微笑)。勉強でわからないことがあるとよく教えてもらってたんですけど、そのときみたいな感じで」』
(『カウンセリング方法序説』菅野泰蔵先生 著より引用)
この例の中で、カウンセラーは、ごく自然にクライエントを「受容」し、お兄さんが見えることを「あたりまえのこと」として「共感」しながら応答しています。
そして、クライエントは、分かってもらえたことに対して、(えっ)と意外に感じながらも、嬉しく思い、微笑し、更なる話を続けてくれています。
このごく短時間のやりとりの中に、私はすごさを感じます。
心の中で、「これは、統合失調症の症状だな。」と思い巡らして、話を止めてしまうわけでもなく
「ああ、そうなんだ」と人事のように応答し、クライエントの心を遠ざけてしまうわけでもない。
たとえ、どんな話が飛び出してきたとしても、「あたりまえのこと」として、ごく自然に応答できること。
私は、それができるカウンセラーになりたいと思いました。
今日も、ありがとうございます!
↓専門書としては、とても読みやすくて面白い本です。臨床例に対しての考察が、とても勉強になります。
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