時間内で終わらせたい活動がある時に、タイマーを使うことは悪くないのですが、まだ終わっていない子供がいらどうしますか?
ある先生は子供が
「先生、連絡帳まだ書けてません」
と言っているのに無視して手紙を配り続けます。
手紙配りが大変で、聞こえなかったのかと思いきや、その後も追随する
「もっと時間ください」
「書けなかったよ」
「全然書いてないやー」
の声もガン無視
学級崩壊の足音が
ヒタヒタヒタヒタと
方や、タイマー音と共に
「まだ書けてない人いる?」
と子供たちに問いかける先生
子供たちは一生懸命書きながらサッと挙手すると、
「じゃあ、終わった人は係活動どうぞ。まだの人も後一息!がんばれー」
とお話なさる先生。
軽やかな優しさが居心地よい教室風土を作ります。
低学年だと書くこと自体が学びです。
子供のスピードに合わせて、言葉を分かち書きしながら「共書き」なさる先生からは、書く力を育てたいという熱意が伝わってきます。
本心から子供への愛がないと、こういう関わりも嘘っぽく見えてしまうから恐ろしい