そろそろ新生活への期待から頑張っていた子供たちのマジックが切れ始めるころです
登校しぶりが始まったり、再開したり
活動参加を嫌がったり、居なくなったり
先生に対して、どこまで自分の考えが通るかお試し行動してみたり。。。
新生活、新しい先生や友達への期待がマジックだったわけですが、残念ながら現実は期待通りには行かないかった。。。ということです。
教室の風土(安全安心基地を築くの)は先生のお仕事
もちろん環境だけでなく、本人が変わっていくことも重要です。
ここで
人が変わる時の5つのチェックポイント
(ストレングスアプローチ理論より)
①自分は困った時に助けてもらえると信じている
②自分には長所があると分かっている
③目指したい自分の姿が具体的にあり、強く願っている
④目指す姿に向けてどのように努力すればよいか方法が分かっている
⑤成長を喜び支えてくれる人が居る
私のクラスには安全安心基地を用意できてるのに、どうして?
と思ったらこの☑️項目で確認してみてほしいと思います。
☑️がつがなかった項目を意識して、そのお子さんに意図的な個別の関わりが必要だということです。
「そこまで、一人一人に対応できません」
って言っちゃったら、アウト
そこで終わりです。
誰も担任の役割を代わってはあげられません。
支援員さんや補助員さんが入ってくださっても、根本的な解決にはなりません。
プロならば覚悟を決めるところです
覚悟が決まらない、逃げることが癖になっている場合は、コンサルテーションで、先生自身もチェック項目を一緒に見直していくことがあります。
①と⑤に☑️が付かない先生が増えています。
これは職場に安全安心基地がないということ。
無関心や自分のことで精一杯な人が増えている。
でも、無ければ築けばいいし、他所に求めてもいいのです。柔軟に粘り強く。
②の自分のよさや強みが分かっていない方や、学んで伸ばしてこなかった方は、大変です。
悲しいけれど、非常に残念な未来が待っていることが多いです。やはり学び続けないと、子供も自分も不幸にしてしまう。逆を言えば、学びさえすれば子供も自分も幸せになれるということ。
学ぶことが嫌いな先生が、子供に学ぶ(成長)する喜びを教えられるのでしょうか?んな訳ない。
転職をオススメします。
③の目指したい先生像がない方も、「自分は縁に恵まれなかった」と片付けては勿体無い。
強く求めるならば、本の中でも学校外に出て行って自分の目指す先生像となる人と出会う努力をしているか?
まだ出来ることがあるはずです。
④の目指す先生になるために、どの様に努力すればいいか分からない方は、問題解決力が低い可能性があります。
まず、自分の根っこにある生き方、考え方、物事の捉え方から深掘りしてみましょう。そして、本でも研修でもネットでもチャットGPTでも。。。手当たり次第、方法を探して試行錯誤していくことしかありません。
失敗したらやり直せばいい。
勇気をもって。
今日は、このチェック項目を使った場合のコンサルテーションの要点をまとめてみました
文字で書くと刺さりますね
言葉にして伝えるときには十分に聴いた上で、お伝えしていかなくてはと肝に銘じます。
明日もまた重いご相談があります
先生の覚悟がないと好転しないケースです
支えつつ、大事なところは気付いていただけるように愛を込めてこよう