研修講師の仕事では多くの資料やスライドを使いますが、ある時に何度も瞬きしながらスライドを見ている先生がいらっしゃいました。
聞いてみますと、その方には判別しにくい色があるとのこと。申し訳ない
日本人の
男性では20人に1人
女性でも500人に1人
多様な色の見え方があることを私は知っていながら配慮していなかったのだと
そこで使い始めたのが、「色のシュミレータ」というアプリです。
こちらを起動してカメラで撮ったり、保存している画像を選択したりすると。。。
この様に見え方の違いを比較できます。
左上が多くの人の見え方ですが、その他の様な見え方もあるのです。
例えばトマトの赤と西瓜や胡瓜の緑は見分けがつかなかったり、ピンクと水色、黄色と茶色などは判別しにくかったりもするのです。
もちろん授業中の
「○色の文字を読みましょう」
という指示に困っている子供がいるはずです
教員時代は、赤で文字は書かずアンダーラインで色を変えるようにしていましたが、完全には配慮出来ていませんでした
ぜひアプリを通して板書や教材を見直していただけると、学びやすくなる子供がいるのではないかと思います
私もスライド作成後に確認しています
この他にも便利なアプリがありますので、詳しく知りたい方は北海道カラーユニバーサルデザイン機構(NPO法人)のサイトをご覧ください↓
https://www.color.or.jp/about_cud/tool/