着替えや食事の準備に入る頃になると、床に寝そべって大暴れする乳幼児さん。
そんな子供はどの園にもいるわけですが、その子供の何かを動かすスイッチを入れるような関わりがあるのですね。
正に啐啄同時
先日は
「お手伝いしましょうか?」
という先生の言葉と抱っこによって、気持ちが一気に切り替わったお子さんがいました。
「やりたくない」
「絶対に嫌だ」
「キーーーー」
などの表現の奥には
「辛いよ、助けて欲しい」
があった様です。
本人がこの一次的感情に気付けて言葉にして伝えられる様になると、怒りに頼る必要がなくなります。
このお子さんが「変わりたい」と思うタイミングで、自己理解を促し、表現や対処法を一緒に見つけていくとよいでしょう。
またこのタイミングをじっと待つだけではやって来ない場合には、先の見通しを話すことも一助になります。
子供一人一人に合った関わりを見つけていくことを「宝探し」の様に楽しんでいただければ