アドラーは全ての行動に目的があると考えた。
「間違いを指摘しない」
「問題を小さくする」
この行動にも目的がある。
それを想像しながら帰路に着く。
○間違いを指摘することで波風がたつから避けたい
○相手に怖がられる嫌われるのが嫌だ
○関係がくずれるかも
○自己責任だから他人が口出し無用
○相手が傷付くから
○人のことに口出しするのは正しくないし大人気ない
○場の空気が悪くなるのが嫌
○なんて言えばいいかわからない
などなど。
私の仕事は指摘というより、ご自身で気付いていただくこと。答えは点ではなくて方向性が合ってればよしで、時間はかかっても本当に重要なところに気付かれていくと信じているから。
クライエントがご自身に向き合う過程で、周囲が問題を小さくするのはやめていただきたい。変な逃げ道を作って貴重な歩みを勝手に引き戻さないで。
と言うのが本音。
でも周囲にもその行動には目的がある。
と言い聞かせた本日。
同僚性について学ぼうと思う。