私たちには、ある程度の鈍感さも必要で、
敏感すぎたり、気がつきすぎたりすると、
自分で自分を疲れさせてしまうでしょう。
鈍いより繊細な方が優れているのではなく、
鈍い部分もあるが繊細な部分もあることで、
健康でいるためのバランスが取れるのです。
自分が興味や関心を持っていることは、
人に言われなくても研究心が湧きますが、
そうでないことには無関心になるでしょう。
すべてのことには好奇心を向けられません。
その時々で自分の価値観も変わるでしょうし、
置かれている環境が変われば影響されます。
何を見て、何を感じるかはそれぞれですが、
焦点を合わせたものはどんどん拡大します。
だから、何に気がつきすぎかも考えましょう。
人の欠点に焦点を合わせれば疲れるでしょう。
人に対して自分と同じペースを望むのではなく、
自分と他人の違いを受け入れることも必要です。