嬉しいこと、楽しいことを幸福と感じて、
苦しいこと、悲しいことを不幸と感じる。
それが一般的な捉え方かもしれません。
しかし、不幸と思える出来事に背後にも、
真の幸福に繋がる意味が隠されていたり、
何が幸いするか分からないのが人生です。
傷ついたり、傷つけたりを互いに繰り返し、
かけがえのない仲間になることもありますし、
喧嘩をしたから仲良しになることもあります。
私たちは、表面的な捉え方をしがちですが、
苦労をした人、辛い思いをした人だからこそ、
思いやりや優しさを得られたのかもしれません。
泣いたり、落ち込むことが不幸なのではなく、
経験したことの意味を見つけられないことが、
不幸だと思い込む原因になっているのです。
自分がされたことをしない人になるために、
自分の周りに反面教師がいるのですから、
自分を苦しめる人にも意味があるのでしょう。