自分のせいで誰かとの関係が壊れたり、
自分のせいで大切なものを失ったりして、
自分が嫌になることがあるかもしれません。
人は、大なり小なり絶望感を味わいますが、
絶望している自分を受け入れられない間は、
人生を肯定できず、安心もできないでしょう。
何かしら、取り返しのつかない事をすると、
その結果だけに心が奪われてしまいますし、
自分で自分を追い込んでしまいがちです。
人は、不完全なまま生きていくのですから、
絶望感と安心感が混じり合うのが人生で、
絶望してはいけないわけではありません。
絶望があったから今の自分がいるのですし、
安心感とは得体のしれない感情なのでしょう。
だから、誰もが安心して絶望していいのです。
そして、その時の教訓を未来の糧にできれば、
全ての体験と自分を肯定できる日が訪れます。
人の感情は、ジェットコースターなのですから。