私たちは、自分を求めてもらえることで、
自分自身を大切に扱えるようになります。
だから、誰もが誰かを認めてあげましょう。
何かが出来るから認めてあげるのではなく、
その人がいてくれる喜びを認めてあげたり、
生きているだけでも凄いことだと伝えましょう。
赤ちゃんは、その存在だけで認められます。
笑ったり、立っただけでも大騒ぎになります。
そして、それが私たちの命の原点なのです。
人は、誰かの期待に応えるためにいるのではなく、
自分の存在自体の尊さを知るためにいるのですし、
自分が尊いと思えるから、他人も尊いと知るのです。
自分が悪さをすれば、悲しむ人がいることを知り、
自分を認めてくれる人を落胆させないようにする。
そのような思いが少しでもあれば人は変われます。
たとえ、両親に認めてもらえなかったとしても、
自分を認めてくれる人に出会えた人であれば、
自分を大切に扱える人に成長していけるのです。