私たちが知らないことはたくさんありますが、
知らないことに出会うたびに素直に教わり、
自分の糧にしていく心の姿勢が大事でしょう。
知ったかぶりをする人ほど嫌われるもので、
自分の知識のなさを謙虚に受け止める人は、
人に好かれ、善意の協力者が増えるのです。
知っていることでも自分の範囲は限られますし、
専門家の話を聴くと、新たな気づきも与えられ、
人間としての視野も広がっていくかもしれません。
自分が知らないことが何かも知らないのです。
知っていると決めつけてしまうと成長は望めず、
今の自分の視野を広げることはできないでしょう。
様々な立場を経験してこそ知ることができたり、
様々な思いを味わってこそ知る痛みがあったり、
実際に体験したから得られるものも多いのです。
「それは知ってる」と決めつけたがる自分に対し、
自分が知っている範囲は限られていることを戒め、
自分と違う見方も参考にできる余裕を持ちましょう。