私たちは、人に教える時にこそ自分が学べますし、
教えることで自分がさらにできるようになるのでしょう。
そして、教えている間に自分も成長しているはずです。
「何となくできる」が「最善にできる」に進化するには、
教える機会を積み重ねていくことも有意義でしょうし、
教えることで得た、気づきや発見は自分の宝物です。
まだ自信がない状態でも、教える機会を頂けたなら、
1回目より2回目、2回目より3回目と進化しますから、
恥をかくことも含めて、学びの場だと割り切りましょう。
独学で学んだことも、人に教えることで磨きがかかり、
独自性を意識しなくても、オリジナルが誕生しますし、
同じ話でも、伝える人によって受け取り方も変わります。
初めから教え方が上手な先生はいないでしょうし、
初めから子育てが上手な親もいないでしょうから、
教えてみて、育ててみて、反省点が分かるのです。
ですから、教わる側の人がいてくれるということは、
私たちにとって、とてもありがたく感謝すべきことで、
不器用でも丁寧に教える人が伸びていくのでしょう。