「自分が悪いのではなく相手が悪い」
「自分よりも相手の方が間違っている」
そのような思考は争いの原因になるものです。
それは他人や社会との関係だけではなく、
家族など身近な人との関係でもありがちですし、
自分が悪いとはなかなか思えないものです。
自分を正当化する理由には事欠きませんし、
相手や社会を非難したくなる思いは強力なので、
「自分は正しい」という思考が言葉になるのです。
自分の落ち度よりも他人の落ち度が気になり、
相手の立場に立った思考から離れていないか。
それを意識することが争いを回避する近道です。
相手よりも先に自分が改めることはないだろうか。
相手への配慮が不足していることはないだろうか。
自分が相手だったら同じように思わないだろうか。
相手がしてくれるのを当たり前だと思っていたり、
相手より自分の正しさを主張し続けていると、
争いが起こり、相手の気持ちも離れていくだけでしょう。