たしかに私の顔にしわも増えました。
ただ、それは私が多くの愛を知ったということなのです。
だから私は今の顔のほうが好きです。
ローマの休日で有名な女優、
オードリー・ヘップバーンの言葉ですが、
あなたはどのように感じるでしょうか?
女優としては大成功した彼女も、
私生活では波乱万丈な人生を送り、
飢餓や紛争に苦しむ子供たちも支援しました。
見た目の美しさは衰えていき、
しわも増えていくのが宿命ですが、
老いても輝きは放てるのでしょう。
年齢と共に増えていくしわを嘆くより、
関わった愛も増えてきた証しでもある、
自分の顔にも愛着をもてたらいいですね。
愛する人に裏切られて傷つき、
他人の傷を癒すことで自分も癒され、
心の飢えを満たしながら生きてきたあなた。
振り返りたくない経験もあるでしょう。
赦したくない人もいることでしょう。
それでも愛を分け与えてきたのでしょうね。