大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。

 

 

NLPに参加して数年経過した頃、ふと疑問に思う方がでるテーマがあります。

 

 

それは「NLPの仲良し仲間で開業するとたいてい事業が崩壊する」という法則です。

 

グループ内の仲たがいで事業が消滅することもあります。

 

事業は存続しているけれどたくさんいた仲間がどんどん去っていき、最後は一人二人で運営するようなケースもあります。

 

一人の人気者の収入に皆がぶら下がることになり、その一人が結局持ちこたえられないようなケースもあります。

 

 

NLP仲間が事業を立ち上げると聞いて応援していたら、

 

・いつの間にかブログが止まり

 

・SNS投稿も減り、

 

・広告出稿も数が減った

 

。。。と思っていたら、もう事業が終わろうとしているのを聞き及んで、どうしてそうなるんだろう?

 

 

いったいどうしてこういう結果を迎えるのだろう?

 

NLPでコミュニケーションについて理解を深めた者同士の集まりなのに。

 

と質問を寄せて下さるのです。

 

今日はその質問にお答えします。

 

 

〇原因「仲良しがサークル乗りでビジネスをはじめるから」

 

NLPに参加すると、大変強力な仲間意識でつながるシーンが多々あります。

 

 

 

例えば、参加者の誰かがこれまで目をそらしたいテーマを見つめて人生のハードルを一つ乗り越えるような時です。

 

その人は弱点も恥もひっくるめて、自分が人に見せたくなかったあらゆる面をさらけ出していくような場面があります。

 

まわりの仲間は、その姿を笑ったり茶化したりするのでなく、「乗り越えることができる」と思って、その人を信頼して見守ります。

 

仲間はそのさらけ出した姿に勇気と力強さを見ます。

 

そのことによって、問題の直面化を迎えた人は力づけられ、困難を乗り越えていきます。

 

まさにグループの力が発揮される瞬間です。

 

一人が乗り越えることで、静かにそれに協力したグループ全体の信頼関係が感動的なまでに深まります。

 

そして実はここで錯覚が起こるのです。

 

「この仲間となら、どんな困難でも乗り越えていくことができる。」

 

「この仲間となら、大きな成果、成功を得ることができる。」

 

そして事業を興すならこの仲間と!という考えが浮かぶのです。

 

 

しかしやはりその考えは錯覚です。

 

真実は、

 

「この仲間は心理的テーマを乗り越えて精神的成長を得るのに適した仲間だ。」

 

「この仲間は気づきを分かち合うのに適した仲間だ。」

 

ということです。

 

決して一緒にビジネスに取り組んでうまくいく保証はないのです。

 

 

〇学習仲間のラポールとビジネスパートナーとのラポールは別

 

 

人間社会には、様々な絆を持った人の集まりがあります。

 

その集まりごとに、必要なラポール(信頼関係)の質や深さは違うのです。

 

 

 

 

 

例えば家族

 

 

例えば兄弟

 

例えば学友

 

例えばスポーツチーム

 

例えばオーケストラ

 

例えばダンスパートナー

 

 

例えば仕事仲間

 

例えば飲み仲間

 

共に働く動物と人

 

そして自己啓発セミナー

 

先にもお伝えしたように、グループが何を目的としたものか?などによって、ラポール(信頼関係)の質や深さが異なるのです。

 

 

学びの仲間が、いつでもビジネス仲間に移行できるわけではないのです。

 

飲み仲間と宴会する時と仕事仲間との宴会では、その場の居心地やあなた自身の参加にあたっての気分やその場にどのようにいるのかに、違いがあると思います。

 

 

〇仲間と事業を興してうまくいかない時に

 

もしも今、うまくいっていないなら、この記事でお伝えしたことを思い出していただければと思います。

 

そしてここでNLPの前提をひとつあげます。

 

 

失敗はない、あるのはフィードバックだけ。

 

 

このうまくいかない状況から受け取るべきフィードバックがあるのです。

 

事業が傾き始めて仲間とギクシャクした時に、それでも事業をやっていきたいなら次のいずれかの選択肢になると思います。

 

・それでも初期の仲間で事業を維持することが優先するなら

事業の目的を再確認し、仲良しグループではなく、ビジネス仲間としての意識改革が全員に必要です。

 

 

・事業の発展を優先するなら

事業の目的を再確認し、事業の維持存続発展に必要な人材、事業の可能性が広がる人材を集めなおす。

 

 

「NLPの仲良し仲間で開業するとたいてい事業が崩壊する」という法則は、以上ののように起こります。

 

しかし崩壊の危機の時、次の学びと気づきの機会がやってきているとも言えます。

 

ここを乗り越えると、NLPを趣味から仕事に変えていけるという機会です。

 

 

結果、事業が続くかどうかは気にする必要はありません。

 

 

NLPに対して意地悪な視点を持っている方は、「ほら、NLPって役に立たない。」など言ってきますが、気にすることもありません。

 

 

この危機で学んだことは、事業の維持存続発展において必ず役立つリソース(資源)だからです。

 

 

ご質問等ございましたら

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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